鳥取城北 vs 東海大相模 センバツ2021
センバツ2021 鳥取城北 vs 東海大相模 試合の見どころ・結果を特集する。
◆3月26日(金) 2回戦 [第7日目 8時開門]
09:00 東海大相模 1-0 鳥取城北 [見所]
東海大相模|010|000|000|=1
鳥取城北・|000|000|000|=0
✍️試合結果コメント
東海大相模が鳥取城北に1-0で勝利し、準々決勝進出。背番号10の求航太郎(1年)が先発し、4回2安打と好投(55球)。5回からはエース石田隼都(2年)が投げ、相手に得点を与えなかった。攻撃は、2回表に失策で出た走者を6番・佐藤優真(2年)がヒットで返し1点。最後までこの1点を守り抜いた。
一方の鳥取城北は、沖縄出身の背番号10・山内龍亜(2年)の好投が光った。9回表打者1人に四球を出した場面で交代したが、強力打線をわずかヒット4本に抑えた。9回裏に1死3塁のチャンスを作るも、あと一本が出ず敗れた。
試合のみどころ
東海大相模の好投手陣と鳥取城北打線の対決に注目したい。試合は5〜6点の接戦を予想する。
東海大相模は、1回戦・東海大甲府と延長11回の死闘を3-1で勝ち切った。好投した背番号18の石川永稀(2年)と、高速テンポ投法で気合十分のエース石田隼都(2年)は、持ち味を十二分に発揮し、勢いにのる。
一方の鳥取城北は、1回戦・三島南に6-2で勝利。畑中未来翔(2年)がチャンスで安打を放つなど、キーマンの働きをみせた。他の打者にも力があり、2戦目でその実力を発揮できるかが勝利への鍵となる。
◆主なポイント(注目選手など)
・鳥取城北の畑中未来翔主将(2年・みくと)は、秋の公式戦で打率.345・打点6・本塁打2本を記録。夏の甲子園交流試合でも下級生で唯一ベンチ入りし、聖地で3安打を放つなど攻撃面のキーマン。投手陣は、エース廣田周佑(2年)・奥田智哉(2年)・山内龍亜(2年)らが揃う。
・東海大相模は、夏の甲子園交流試合でも話題となった高速テンポ投法の左腕・石田隼都(2年)に注目が集まる。攻撃面では、4番の柴田疾(2年)に注目だ。秋の公式戦は、打率.471、本塁打4本(出場選手中=1位)、打点15(出場選手中=7位)を記録。チームは、打率.344(12位)、1試合平均得点7.9点(12位)、防御率1.19(6位)と総合力も高く、上位進出を狙う。
鳥取城北のチーム成績・特徴
◆鳥取城北(ベンチ入りメンバー)
チーム合計6本塁打など攻撃力の高さが光る。秋は打率.327(18位)、平均得点7.1点(17位)、平均本塁打0.9本(3位)、防御率3.41(29位)、平均失点3.7点(28位)を記録。スポーツ6紙の評価は、Bが3つ、Cが3つ。鳥取・中国大会ともに終盤戦ではドラマチックな試合を演じ、接戦では粘り強さを持つ。攻撃の軸となる畑中未来翔主将(2年)は、打率.345、打点6、本塁打2本を記録。甲子園交流試合でも下級生で唯一ベンチ入りし、聖地で3安打を放った。また、徳山太一(2年)は打率.484、打点6、本塁打2本でチーム三冠王(タイ含)。投手陣は、エース廣田周佑(2年)や左腕・奥田智哉(2年)、身長183センチ右腕・山内龍亜(2年)らがおり、投手陣の成長が上位進出の鍵を握る。
【回数】2年連続3回目(夏の甲子園=5回)
【成績】鳥取大会=準優勝、中国大会=4強
【勝敗】7戦5勝2敗
【評価】A=0、B=3、C=3(スポーツ紙6紙)
【打率】 .327 / 18位 (.332)
【防御率】3.41 / 29位 (2.19)
【失点数】26点 / 22位 (22.3点)
→平均 3.7点 / 28位 (2.4点)
【得点数】50点 / 26位 (67.4点)
→平均 7.1点 / 17位 (7.3点)
【本塁打】6本 / 3位 (3.5本)
→平均 0.9本 / 3位 (0.4本)
【盗塁数】10個 / 24位 (15.9個)
→平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】3個 / 2位 (7.2個)
→平均 0.4個 / 2位 (0.8個)
【部員数】73人(2人) (1位)
【生徒数】1125人 (12位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)
東海大相模のチーム成績・特徴
◆東海大相模(ベンチ入りメンバー)
高速テンポ投球の左腕・石田隼都(2年)に注目だ。甲子園交流試合・大阪桐蔭戦では、極めて早い投球テンポで、左右の打者を翻弄するピッチングが話題に。関東大会では、準々決勝で東海大甲府に9回裏に2点を奪われ逆転サヨナラ負けで8強入り。攻撃面では、4番の柴田疾(2年)に注目したい。秋は打率.471、本塁打4本(出場選手中=1位)、打点15(出場選手中=7位)を記録。このほか、リードオフマンの大塚瑠晏主将(2年・るあん)や、15打点を記録した副主将・門馬功(2年=門馬監督の息子)など好打者も揃う。秋のチーム成績は、打率.344(12位)、1試合平均得点7.9点(12位)、防御率1.19(6位)、1試合平均失点1.2点(4位)、1試合平均失策数は0.4個(2位)と高い総合力を誇り、関東・東京地区の6校目として選出。スポーツ6紙の評価はA=3、B=3。上位進出をうかがう。
【回数】2年連続12回目(夏の甲子園=11回)
【成績】神奈川大会=優勝、関東大会=8強
【勝敗】9戦8勝1敗
【評価】A=3、B=3、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .344 / 12位 (.332)
【防御率】1.19 / 6位 (2.19)
【失点数】11点 / 5位 (22.3点)
→平均 1.2点 / 4位 (2.4点)
【得点数】71点 / 16位 (67.4点)
→平均 7.9点 / 12位 (7.3点)
【本塁打】6本 / 3位 (3.5本)
→平均 0.7本 / 4位 (0.4本)
【盗塁数】16個 / 17位 (15.9個)
→平均 1.8個 / 14位 (2個)
【失策数】4個 / 3位 (7.2個)
→平均 0.4個 / 2位 (0.8個)
【部員数】55人(1人) (13位)
【生徒数】1831人 (4位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)