《試合結果》東海大菅生 5x-4 京都国際 センバツ2021

東海大菅生 vs 京都国際 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 東海大菅生 vs 京都国際 試合の見どころ・結果を特集する。

3月27日(土) 2回戦  [第8日目 8時開門]
11:40 京都国際 4-5x 東海大菅生  [見所]
 京都国際|000|040|000|=4
 東海大菅生|011|000|003|=5x

✍️試合結果コメント
東海大菅生が京都国際に5x-4(9回サヨナラ)で勝利し、準々決勝へ進出。2点差で迎えた9回裏にまず1点を返すと、2死満塁から代打の背番号18・多井耶雲(1年)がサヨナラ打を放ち、劇的なサヨナラ勝利。最終メンバー変更で入った1年生が大仕事をやり遂げた。投手陣は、背番号11・鈴木泰成(1年)、背番号14・松永大輝(2年)が継投。最終回はエース本田峻也(2年)がマウンドにあがった。

京都国際は、2点を先制されるも5回表に中川勇斗(2年)が2死満塁から走者一掃の2塁打を放ち逆転するなど、中盤以降は主導権を握った。左腕の森下瑠大(1年)は、9回を1人で投げ抜くも、最後はサヨナラ打を浴びた。京都国際は初出場。柴田戦・東海大菅生戦では、いずれも好ゲームを展開し、その強さを発揮した。



試合のみどころ

ともに接戦を勝ち抜いたチーム同士の2回戦は、5〜6点を争う接戦を予想する。

東海大菅生は、エース本田峻也(2年)が聖カタリナ学園戦では登板せず、他の3投手の継投で勝ち切った。一方の京都国際は、柴田戦で森下瑠大(1年)と平野順大(1年)が継投するも、本来の持ち味が出しきれなかった。登板が予想される両エースの立ち上がりが、試合のポイントとなりそうだ。

東海大菅生は、1回戦で聖カタリナ学園に4-3で勝利。試合では、大会第1号、第2号本塁打を放つなど持ち前の高い打撃力を発揮。投手陣は、鈴木泰成(1年・背番号11)、松永大輝(2年・背番号14)、千田光一郎(2年・背番号9)の3投手が継投した。

京都国際は、1回戦で柴田に5-4(延長10回)で勝利。2点リードされる展開も、7回表に1番・武田侑大(1年)の走者一掃の3塁打で逆転。延長10回表には、3番・中川勇斗(2年)と5番・辻井心(1年)のタイムリーで2点を勝ち越した。投手陣は、森下瑠大(1年)が5回を6安打2失点、平野順大(1年)は5回を8安打2失点と、ともに本来の持ち味が出せなかった。

◆主なポイント(注目選手など)
・東海大菅生でバッテリーを組むエース本田峻也(2年)と捕手の福原聖矢(1年・沖縄出身)は、共にU15日本代表を経験している。秋は、福原聖矢が一人で15盗塁を記録するなど、走攻守で抜群の野球センスを持つ。また、打撃面では、秋は控え背番号ながらチーム最多15打点を記録した小山凌暉(1年)などに注目したい。

・京都国際は、投打二刀流の森下瑠大平野順大の1年生コンビに注目したい。森下瑠大(1年)は、7試合に登板し防御率は2.08と安定する。打っては、チームトップの打率.458、9打点を記録。また、右腕の平野順大(1年)は、近畿大会の準決勝で、大阪桐蔭打線を5回終了まで1安打に抑えた好投手。こちらもチーム2位の打率.419を記録する。



東海大菅生のチーム成績・特徴

◆東海大菅生(ベンチ入りメンバー)
打撃力・足・投手力で秀でる優勝候補の一角秋公式戦では1試合平均得点11.6点(1位)、打率.389(2位)を記録するなど高い攻撃力を誇る。左腕エース・本田峻也(2年)を中心に投手力も高く、防御率1.64(9位)、1試合平均失点1.3点(5位)と最小失点に抑え込む。特筆すべきは盗塁数で、決勝・日大三戦でも6盗塁を記録するなど、1試合平均6.6個(合計53盗塁)は全出場校中1位と機動力も高い。スポーツ6紙ともにA評価。インステップからエグる投球が魅力の左腕・本田峻也(2年・石川出身)と捕手の福原聖矢(1年・沖縄出身)は、共にU15日本代表を経験。福原は中2時で出場したU15W杯ではベストナインに選出。秋公式戦では、福原一人で15盗塁を記録するなど、走攻守で抜群のセンスを持つ。打撃面では、秋は控え背番号ながらチーム最多15打点を記録した小山凌暉(1年)などに注目したい。

【回数】6年ぶり4回目(夏の甲子園=3回)
【成績】東京大会=優勝
【勝敗】8戦8勝0敗
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .389 / 2位 (.332)
【防御率】1.64 / 9位 (2.19)
【失点数】10点 / 4位 (22.3点)
 →平均 1.3点 / 5位 (2.4点)
【得点数】93点 / 3位 (67.4点)
 →平均 11.6点 / 1位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.5本 / 10位 (0.4本)
【盗塁数】53個 / 1位 (15.9個)
 →平均 6.6個 / 1位 (2個)
【失策数】6個 / 11位 (7.2個)
 →平均 0.8個 / 15位 (0.8個)
【部員数】69人(5人) (3位)
【生徒数】1351人 (8位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



京都国際のチーム成績・特徴

◆京都国際(ベンチ入りメンバー)
投打二刀流の森下瑠大平野順大の1年生コンビがキーマンだ。森下瑠大(1年)は、秋7試合に登板し防御率は2.08。和歌山東戦・神戸国際大戦では、ヒットを浴びながらも完投勝利。打撃面でもチーム1位の打率.458、9打点を記録。森下の活躍が甲子園初出場の原動力となった。また、右腕の平野順大(1年)は、大阪桐蔭打線を5回終了まで1安打に抑えた好投手。打っては、チーム2位の打率.419を記録した。秋のチームの成績は、打率.315(22位)、平均得点5.9点(26位)、防御率2.48(23位)、平均失点3.0点(25位)。スポーツ6紙の評価は、B4つ、C2つ。近年プロ野球選手を続々と輩出する同校が、初の聖地に登場する。

【回数】初出場(夏の甲子園=0回)
【成績】京都大会=3位、近畿大会=4強
【勝敗】9戦7勝2敗
【評価】A=0、B=4、C=2(スポーツ紙6紙)
【打率】 .315 / 22位 (.332)
【防御率】2.48 / 23位 (2.19)
【失点数】27点 / 23位 (22.3点)
 →平均 3点 / 25位 (2.4点)
【得点数】53点 / 22位 (67.4点)
 →平均 5.9点 / 26位 (7.3点)
【本塁打】2本 / 20位 (3.5本)
 →平均 0.2本 / 21位 (0.4本)
【盗塁数】9個 / 25位 (15.9個)
 →平均 1個 / 26位 (2個)
【失策数】9個 / 23位 (7.2個)
 →平均 1個 / 25位 (0.8個)
【部員数】40人(0人) (22位)
【生徒数】132人 (31位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手