大阪桐蔭 小谷優宇「データ班」として春夏連覇に貢献
大阪桐蔭の小谷優宇(3年)は、中学3時に最速144キロをマークし「NOMO JAPAN」に選ばれた選手。
2018夏、春夏連覇を果たした最後の3年生として最後の夏、小谷はデータ班としてチームを支えた。
小谷は、兵庫県出身。中学時代から140キロ超の速球を誇る投手だった。しかし、大阪桐蔭に入部すると、レベルの高さに衝撃を受ける。
「自分より肩が強い選手ばかりだった」。腰のけがも重なり、速球は一時120キロ台に。生き残るためにスライダーやカーブを磨き、昨秋の府大会でのメンバー入りを目指したが、かなわなかった。
18年春のセンバツでは、西谷浩一監督から「分析担当と記録員としてベンチ入りしてほしい」と言われた。メンバー発表の数日後だった。
最初は複雑だったが、「自分にできることをしよう」と切り替えた。その後、チームは自分の分析データを生かして勝ち進み、選抜大会出場を果たした。小谷は「勝利に貢献できて、やりがいがあった」。
夏もデータ班として優勝に大きく貢献
大阪桐蔭の快挙を支えたのは、記録員らでつくる「データ班」の存在。決勝の直前、深夜2時ごろまで金足農のビデオを見返し、バッテリーの配球傾向を確認していたのは記録員の小谷優宇。
B4用紙に打者の苦手コースや投手の配球をまとめてきた。決勝終了後に西谷監督に抱きしめられた。#大阪桐蔭 pic.twitter.com/ONYUPobt6n
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 22, 2018
春夏連覇、胴上げされる小谷
閉会式後、大阪桐蔭の胴上げが行われました。まず、西谷監督が持ち上げられました。次に、この一年チームを率いたキャプテン中川卓也が飛びました。最後に記録員の小谷が舞いました。ボールボーイの後輩達が優勝旗や優勝盾をじっと見ている姿も印象的でした。#大阪桐蔭 pic.twitter.com/sOimDIKv6f
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 21, 2018
データ班としてチームに帯同
大阪桐蔭の小谷優宇(3年)。彼は中学3年時に最速144キロをマークし「NOMO JAPAN」に選ばれた男。
しかし、昨年の夏に右肘を剥離骨折し、優勝した春のセンバツでは記録員。
小谷は今日も裏方としてナインを支えていた。#最強軍団を最強にする男たち https://t.co/nmu8Q2T2Pw pic.twitter.com/86t7yDDBfG
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) June 2, 2018