東邦7-2筑陽学園(終了)
東邦000 205 000=7
筑陽000 100 100=2
【筑】西、菅井、西舘
【東】石川、奥田
東邦が筑陽学園に7ー2で快勝し、平成最初に優勝した89年以来30年ぶりの4強入り。
まず、4回表に2点を先制。その裏1点を返されたが6回にビッグイニングを作る。6安打を集中、打者10人を送る猛攻で5点を奪い、自慢の強打を見せた。先発したエース石川昂弥は、7回3安打2失点とこの試合も好投。
初出場の筑陽学園は5回まで接戦を演じたが、6回、東邦の強力打線に自慢の投手陣「三本の矢」がつかまった。
【第9日 3月31日(日)準々決勝】
習志野 4-3 市和歌山 (みどころ)
龍谷大平安 0-1x 明豊 11回 (みどころ)
東邦 7-2 筑陽学園 (みどころ)
智弁和歌山 3-4x 明石商 (みどころ)
※開門時間:7時 第2試合 41,000人
みどころ/東邦 vs 筑陽学園
九州王者・筑陽学園は、初戦で福知山に3-2、2回戦では山梨学院に3-2と、2試合連続で接戦をものにしてきた。強打を誇る山梨学院戦では、エース西、左腕菅井、西舘の「3本の矢」の継投がはまり、山梨のデスパイネ・野村健太らを勝負どころで見事に抑え込んだ。
東海王者・東邦は、初戦で富岡西に3-1、2回戦で広陵に12-2で勝利し、8強入り。広陵戦では、石川昂弥主将が最速150キロを誇る河野佳からソロアーチを放つなど、投打で活躍。秋公式戦ナンバーワンの打撃成績を誇る打線が覚醒し、合計16安打・12得点と持ち味を発揮した。
試合は、筑陽学園の「三本の矢」と強打覚醒の東邦打線の対決に注目。東邦は石川主将の活躍が鍵を握る。平成最初の王者が平成最後の王者となるべく、気合十分だ。筑陽学園は投手陣に加え、打撃面では1番・中村、勝負強さを見せる福岡大真が鍵を握りそうだ。
==両チームのここまでの試合==
【第4日 3月26日(火)】
福知山成美 2-3 筑陽学園 (結果)
八戸学院光星 0-2 広陵 (結果)
富岡西 1-3 東邦 (結果)
※開門時間:8時 第2試合 29,000人
【第7日 3月29日(金)】
札幌大谷 1-2 明豊 (結果)
盛岡大付 1-9 龍谷大平安 (結果)
筑陽学園 3-2 山梨学院 (結果)
※開門時間:8時 第2試合 21,000人
【第8日 3月30日(土)】
東邦 12-2 広陵 (結果)
明石商 13-4 大分 (結果)
智弁和歌山 5-2 啓新 (結果)
※開門時間:7時50分 第2試合 34,000人
東邦・チームの特徴
【主な成績】
・愛知大会優勝、東海大会準優勝
・平成最初の選抜王者、平成最後の選抜優勝目指す
【チームデータ】
・部員:54人(マネ8)
・15勝2敗
・[率].386[本]14[防]2.38[盗]69
・スポーツ紙評価:B・A・B
(日刊・スポニチ・サンスポ)
【打撃力】
・エースで主将の石川昂弥が投打の柱。父も元東邦。石川は秋の本塁打7本、27打点は出場選手中でトップ。
・チーム打率.386、平均得点9.47は出場校1位の打率
・出場選手中、長屋陸渡(背番号5)が打率.500で全体で4位
・打点はトップ3に石川が27打点、熊田が24打点、成沢が20打点と上位独占
・平均得失点差は7.35点は1位。秋は「圧勝」して選抜へ
・機動力面では、平均盗塁数は4.06と出場校で1位。
・盗塁数はトップ10に成沢・仲間・石川・東海林・松浦・松井・坂上の6人が並ぶ
【投手力】
・背番号11 投手の奥田優太郎は、防御率1.35(6位)、被安打率は5.37(4位)
・守備も堅く、1試合平均のエラー数は0.47と2位。
【トピックス】
・植田結喜(背番号10)は熱心な勉強家、成績は部内トップ
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センバツベンチ入りメンバー
背番号 選手名 投/打 学年
出身中学/中学時代の所属チーム
1 石川昂弥 右/右 3年
亀崎/愛知知多ボーイズ【主将】
打率.474/本塁打7/打点27(57打席)
2 成沢巧馬 右/右 3年
日進/豊田リトルシニア
打率.358本塁打2/打点24(53打席)
3 松井涼太 左/左 3年
豊川東部/東三河ボーイズ
打率.420/本塁打0/打点8(50打席)
4 杉浦勇介 右/左 3年
高浜東/愛知衣浦リトルシニア
打率.358/本塁打1/打点11(53打席)
5 長屋陸渡 右/右 3年
六ツ美/愛知衣浦リトルシニア
打率.500/本塁打2/打点11(38打席)
6 熊田任洋 右/左 3年
岐阜・長森/岐阜青山ボーイズ
打率.435/本塁打1/打点25(62打席)
7 吉納翼 右/左 2年
松原/名古屋富士ボーイズ
打率.400/本塁打0/打点3(10打席)
8 河合佑真 右/右 3年
三谷/岡崎中央ボーイズ
打率.317/本塁打0/打点9(41打席)
9 坂上大誠 右/左 3年
千種台/名古屋北リトルシニア
打率.490/本塁打1/打点19(49打席)
10 植田結喜 左/左 3年
静岡・雄踏/浜松ボーイズ
打率.333/本塁打0/打点1(15打席)
11 奥田優太郎 右/右 3年
日進西/愛知フラッシュジュニア
打率.091/本塁打0/打点1(11打席)
12 伊東樹理 右/右 3年
岐阜・陽南/アドバンスベースボールクラブ
打率.-/本塁打0/打点0(0打席)
13 村北翔哉 右/両 3年
みよし北
打率.000/本塁打0/打点0(1打席)
14 仲間裕也 右/右 2年
沖縄・金武
打率.243/本塁打0/打点9(37打席)
15 山田航大 右/右 2年
三重・一志/伊勢志摩ボーイズ
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
16 岡田一晟 右/右 3年
豊国/名古屋北シニア
打率.000/本塁打0/打点0(1打席)
17 水鳥零士 右/右 2年
竜海/愛知蒲郡シニア
打率.000/本塁打0/打点0(2打席)
→(変更) 道﨑涼太 右/右 3年
東部
18 土屋大貴 右/右 2年
岐阜・釜戸/陶都ボーイズ
打率.000/本塁打0/打点0(3打席)
筑陽学園・チームの特徴
【主な成績】
・福岡大会優勝、九州大会優勝
・明治神宮大会4強(札幌大谷に2-5●)
【チームデータ】
・部員数:51人(マネ1)
・12勝1敗
・[率].317[本]6[防]1.39[盗]4
・スポーツ紙評価:A・A・A
(日刊・スポニチ・サンスポ)
【投手力】
・注目は投手陣の「三本の矢」。背番号1エース西雄大、背番号11 左腕・菅井一輝、背番号10の本格派右腕の西舘昂汰。
・背番号10 西舘昂汰は身長187センチ、自己最速145キロと大会注目右腕。
・西舘は、秋にチーム最多51回1/3を投げ、防御率0.88と今大会出場投手で3位。1試合平均の被安打数も6.14(8位)、与四死球数は1.40(5位)と抜群の安定感を持つ。
【打撃力】
・チーム打率は.317。柱は、4番の江原佑哉主将(背番号4)で打率.460を誇る。
・キーマンは福岡大真(背番号9)。チーム最多の16打点。本塁打3本と得点源。
【トピックス】
・OBは、広島カープの長野久義。
・福岡大真(背番号9)の父は1994年夏の甲子園で準優勝を果たした樟南高校のエース福岡真一郎
・背番号10の本格派右腕の西舘昂汰の兄は、東京大学大学院生。
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センバツベンチ入りメンバー
【更新済1】公式ガイドブック(3月13日発売)から全出場校のベンチ入りメンバーを更新
【更新済2】直前登録メンバー変更を反映済み(3月18日発表)※赤字で記載
背番号 選手名 投/打 学年
出身中学/中学時代の所属チーム
1 西雄大 右/右 3年
田主丸/久留米ベースボールクラブ
打率.333/本塁打0/打点1(12打席)
2 進藤勇也 右/右 3年
内浜/糸島ボーイズ
打率.326/本塁打0/打点8(46打席)
3 弥富紘介 右/左 3年
金武/糸島ボーイズ
打率.308/本塁打0/打点8(39打席)
4 江原佑哉 右/右 3年
福岡城南/糸島ボーイズ【主将】
打率.460/本塁打0/打点13(50打席)
5 福島悠介 右/左 3年
筑陽学園/大野城ガッツ
打率.268/本塁打2/打点9(41打席)
6 中村敢晴 右/右 2年
大分・大在/大分明野ボーイズ
打率.265/本塁打0/打点4(49打席)
7 野田優人 右/右 3年
元岡/糸島ボーイズ
打率.320/本塁打1/打点8(50打席)
8 石川湧喜 左/左 3年
田原/小倉シニア
打率.303/本塁打0/打点4(33打席)
9 福岡大真 右/左 3年
佐賀・基里/筑紫野ドリームズ
打率.353/本塁打3/打点16(51打席)
10 西舘昂汰 右/右 3年
筑紫野/二日市ボーイズ
打率.105/本塁打0/打点0(19打席)
11 菅井一輝 左/左 3年
太宰府東/筑紫野ドリームズ
打率.143/本塁打0/打点0(7打席)
12 松波律樹 右/右 2年
粕屋/福岡史免ボーイズ
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
13 中上翔一朗 右/右 3年
多々良中央/福岡中央ボーイズ
打率.000/本塁打0/打点0(1打席)
14 小川将信 右/右 2年
三国
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
15 比嘉翼 右/右 3年
沖縄・あげな/うるま東ボーイズ
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
16 中山颯太 右/左 2年
高生/小倉ボーイズ
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
17 西村和葵 左/左 2年
当仁/筥崎ジンジャーズ
打率.-/本塁打-/打点-(-打席)
18 尼ヶ崎裕大 右/右 3年
花畑/糸島ボーイズ
→(変更)藤井健伍 右/右 2年
大原/ポニー・久留米ペトリオッズ