高松商業 10-7 作新学院 夏の甲子園2021年
夏の甲子園2021年 2回戦:高松商業が10-7で作新学院に勝利。結果総評・見どころは、以下の通り。
◆8/19(水) 作新学院(栃木) 7-10 高松商業(香川)
作新学院|000|012|031|=7
高松商業|003|030|04x|=10 ※初戦
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⭐️見どころ⭐️作新学院は、夏は10大会連続出場。スタメン野手全員が打率3割以上を記録し、打線に切れ目がない。2桁背番号選手の活躍が光る。背番号16 平塚がチーム1位の打率.429、背番号13 池沢が打点4。この他、”代打の切り札”である背番号17 戎響葵(えびす ひびき)は、決勝・佐野日大戦で逆転2ランを放った(栃木大会では代打で3打数3安打3打点)。一方の高松商業は、香川大会では”5勝中3勝”で逆転勝ちした粘りが持ち味だ。準決勝・大手前高松戦は、4点を追う9回に7点を奪い逆転。決勝・英明戦は、最大4点差を跳ね返した。注目は、通算35本塁打を誇る浅野翔吾(2年)だ。中学時代はU15選出、中学通算55本塁打。香川大会では、打率.412・本塁打2本・打点10と圧巻の打撃成績を残した。
⭐️試合結果⭐️高松商業が10-7で勝利。(=夏25年ぶり勝利、大正~令和の4元号勝利、香川勢の春夏通算130勝目) 高松商業は、6-6の同点に追いつかれた8回裏、4番藤井陸斗が2死満塁から走者一層となるセンターオーバーの3塁打を放ち、9-6と3点を勝ち越し(これが決勝点)。4番の藤井は4打数2安打6打点と活躍が光った。このほか”2番”に起用された2年生浅野翔吾が先制点となるタイムリーを放ち、序盤に流れを引き寄せた(3打数2安打1打点と活躍)。投手陣は味方の12安打を上回る13安打を浴びるも、徳田・渡辺・坂中の3投手が継投し、粘る相手打線を振り切った。一方の作新学院は、一時は最大5点差をつけられるも、8回表には3点を奪い6-6の同点とし、9回表にも1点を奪うなど最後まで粘りを見せた。ただ、守りの面では計4失策を喫し、ミスが失点につながった。作新学院は開幕前に部員に陽性判定があり、その後は陰性を確認しての大会出場。雨天順延による日時変更も相次ぎ、様々な困難な中でこの試合を戦った。この試合はベンチ入り18人中15人が出場するなど、最後まで粘りのある”全員野球”をみせた。
高松商業 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️高松商業ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 坂中大貴 3年 右右 紫雲(香川)
02 山﨑悠矢 3年 右右 太田(香川) ◎
03 本田倫太郎 2年 右右 志度(香川)
04 末浪佑絃 3年 右左 天理(奈良)
05 安藤康城 3年 右左 古高松(香川)
06 向井万旺 3年 右左 龍雲(香川)
07 藤井陸斗 3年 右左 太田(香川)
08 野崎隼斗 3年 右左 志度(香川)
09 浅野翔吾 2年 右右 屋島(香川)
10 鈴木敦稀 3年 右右 満濃(香川)
11 渡辺和大 3年 左左 香川大付坂出(香川)
12 大平岳 3年 右右 大野原(香川)
13 德田叶夢 3年 左左 さぬき南(香川)
14 山田一成 2年 右右 白峰(香川)
15 渡辺升翔 2年 右右 太田(香川)
16 横井亮太 1年 右右 坂出(香川)
17 大坪太陽 2年 右右 坂出(香川)
18 橋崎力 2年 右左 坂出(香川)
※野球部員数:74人、◎:主将
作新学院 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️作新学院ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 井上力斗 左左 3年 陽西(栃木)
02 渡邊翔偉 右右 3年 上河内(栃木)
03 小口莉央 右右 3年 陽南(栃木)
04 高久雄吾 右左 3年 日新(栃木)
05 大房建斗 右左 3年 氏家(栃木)
06 相場秀三 右左 3年 山(栃木)
07 鈴木陽登 右右 3年 旭(栃木)
08 田代健介 左左 3年 国本(栃木) ◎
09 相原一真 左左 3年 清原(栃木)
10 佐藤優成 右右 3年 宮の原(栃木)
11 林拓希 右右 3年 北犬飼(栃木)
12 浜口陽介 右右 3年 鬼怒(栃木)
13 池澤皓平 右右 3年 古里(栃木)
14 守谷龍成 右右 3年 陽西(栃木)
15 柳田泰雅 右右 3年 上三川(栃木)
16 平塚恵叶 右左 3年 古里(栃木)
17 戎響葵 右左 3年 小山三(栃木)
18 寺内綾人 右左. 3年 姿川(栃木)
※野球部員数:79人、◎:主将