【試合結果】下関国際(山口) 2-3 広島新庄(広島) 決勝 2020年秋季中国大会
2020年の高校野球・秋季中国大会の決勝は、広島新庄が下関国際との投手戦を3-2で制し、優勝。
先制したのは下関国際。1回表、2つの四球から走者をためると、5番・山川のタイムリーで1点を先制。一方の広島新庄は3回裏、四球で出た走者を犠打で確実に進め、1番・大可のタイムリー2塁打で1-1の同点に追いつく。
広島新庄は4回裏、4番・花田が2塁打で出塁すると、5番・藤川がタイムリーを放ち、2-1と勝ち越す。しかし下関国際は5回表、四球で出た走者を犠打で送り、1番・賀谷のタイムリーで同点に追いつく。
終盤の7回裏、広島新庄は7番・伊永のタイムリーで3-2と勝ち越し。これが決勝点となった。
広島新庄は8回から、エース花田侑樹から秋山恭平へ継投し、試合を締めた。下関国際は、1年生の松尾勇汰が7回を投げて被安打5・四球1・失点3と力投を見せるも、打線が抑えられた。
今大会は、広島新庄は投打の柱であるエース花田侑樹と左腕・秋山恭平の好投が光った。打線も4試合中3試合が1点差で勝ち上がるなど、勝負強さを見せた。
一方の下関国際は、1年生の山下世虎がキャプテンを務めるなど、登録選手の大半が1年生ながら中国大会では準優勝と力を見せた。ひと冬越えた春、さらに成長した姿を甲子園で注目したい。
11月1日(日) 決勝
◆下関国際(山2) 2-3 広島新庄(広1)
下関国際|100|010|000|=2
広島新庄|001|100|10x|=3
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(下関国際)松尾、仲井ー守
(広島新庄)花田、秋山ー北田
・2塁打:花田、大可(広島新庄)片桐(下関国際)