センバツ2025年 選抜選考委員会
2025年 第97回センバツ高校野球の出場校数は「32校」。2025年1月24日(金)に開かれる「選抜選考委員会」で出場校が決定・発表予定。
【第97回 センバツ2025年 日程・出場校など】
・日程:2025年3月18日(火)〜30日(日)=決勝
・抽選:2025年3月7日(金) ※組み合わせ抽選会
・休養:準々決勝、準決勝の各翌日(計2日)
・会場:阪神甲子園球場|早めのホテル予約
・出場:全32出場校 ※前回から地区出場枠が変更
・選考:1月24日(金) ※選考委員会(15:30〜発表)
【参考:出場校選出までの主なスケジュール】
・各地区大会 :10月〜11月 ※北海道〜九州大会
・明治神宮大会:11月20日(水)〜 ※明治神宮大会枠(1)
・21世紀枠 :10月〜11月 ※47都道府県の推薦校発表
・21世紀枠 :12月13日(金)15時 ※9地区の推薦校発表
[出場校一覧] チーム紹介ページ
【北海道:1枠】
🌸優勝:東海大札幌 (北海1位) →10年ぶり7回目
※補欠校:北海
【東北:3枠】
🌸優勝:聖光学院 (福島1位) →3年ぶり7回目
🌸準優:青森山田 (青森1位) →2年連続4回目
🌸4強:花巻東 (岩手2位) →3年ぶり5回目
※補欠校:山形中央、仙台育英
【関東•東京:関東4•東京1•比較1•神宮1】
<関東>
🌸優勝:横浜 (神奈1位) →6年ぶり17回目
🌸準優:健大高崎 (群馬1位) →3年連続8回目
🌸4強:浦和実業 (埼玉1位) →初出場(春夏)
🌸4強:千葉黎明 (千葉1位) →初出場(春夏)
🌸8強:山梨学院 (山梨1位) →4年連続8回目
※補欠校:東農大二、つくば秀英
<東京>
🌸優勝:二松学舎 (東京1位) →2年ぶり8回目
🌸準優:早稲田実業 (東京2位) →8年ぶり22回目
※補欠校:淑徳、帝京
【北信越:2枠】
🌸優勝:敦賀気比 (福井1位) →5年連続12回目
🌸準優:航空石川 (石川3位) →2年連続4回目
※補欠校:小松工業、工大福井
【東海:3枠】
🌸優勝:大垣日大 (岐阜1位) →2年ぶり6回目
🌸準優:常葉大菊川 (静岡1位) →2年ぶり6回目
🌸4強:至学館 (愛知1位) →8年ぶり2回目
※補欠校:岐阜第一、中京大中京
【近畿:6枠】
🌸優勝:東洋大姫路 (兵庫1位) →3年ぶり9回目
🌸準優:智辯和歌山 (和歌1位) →2年ぶり16回目
🌸4強:市立和歌山 (和歌3位) →3年ぶり9回目
🌸4強:天理 (奈良1位) →3年ぶり27回目
🌸8強:滋賀学園 (滋賀1位) →8年ぶり3回目
🌸8強:滋賀短大附 (滋賀2位) →初出場(春夏)
※補欠校:大阪学院大高、立命館宇治
【中国:2枠】
🌸優勝:広島商業 (広島1位) →3年ぶり23回目
🌸準優:米子松蔭 (鳥取2位) →33年ぶり2回目
※補欠校:岡山学芸館、矢上
【四国:2枠】
🌸優勝:明徳義塾 (高知1位) →4年ぶり21回目
🌸準優:高松商業 (香川1位) →2年ぶり29回目
※補欠校:新田、鳴門渦潮
【九州:4枠】
🌸優勝:沖縄尚学 (沖縄1位) →2年ぶり8回目
🌸準優:エナジック (沖縄2位) →初出場(春夏)
🌸4強:柳ヶ浦 (大分2位) →20年ぶり3回目
🌸4強:西短大附 (福岡1位) →38年ぶり2回目
※補欠校:鹿児島実業、有明
【21世紀枠:2枠】
🌸九州:壱岐 (長崎2位・九州8強) →初出場(春夏)
🌸関東:横浜清陵 (神奈川8強) →初出場(春夏)
※補欠校:山城、小松工業
[参考] 選考委員会による選出理由(1/2)
🌸21世紀枠の選出理由(高野連)
壱岐は、離島に位置するために島内で他校との練習試合ができない。遠征の際はフェリーを使うなど移動の負担が大きい中で、創意工夫をしながら強化してきた姿勢が評価された。横浜清陵は、強豪ひしめく神奈川の公立校として、マネジャーを含めた部員主体の「自治」に重きを置いたチーム作りをしてきた。選手らが主体的に練習メニューの作成などに取り組んでいることが評価された。
🌸北海道:1枠の選出理由(高野連)
昨秋の北海道大会を制した東海大札幌を選んだ。決勝で、前回大会は逆転負けした北海に雪辱した。太田勝心、勝馬兄弟を中心とした打力の高さに機動力を絡めた多彩な攻撃スタイルを評価した。堅守も好材料となった。
🌸東北:3枠の選出理由(高野連)
昨秋の東北大会4強を比較検討した。7年ぶりに制した聖光学院は、豊富な球種を持つ左横手の大嶋哲平と右腕・管野蓮のマウンド度胸を評価。打線も菊地政善、竹内啓汰ら中軸の勝負強さが得点力につながった。準優勝の青森山田は、送りバントなどの小技を生かして得点を狙う手堅さなど、勝ちにこだわる野球を印象づけた。投手陣も虎谷朔ノ助、菊池統磨、下山大昂による継投で試合を作った。3枠目は花巻東と山形中央を比較。速球派右腕・金野快、長打力のある1年生の4番・古城大翔を中心に総合力が高い花巻東を選出した。守備のカバーなど伝統校らしい集中力も高く評価された。
🌸関東・東京:7枠の選出理由(高野連)
昨秋の関東大会に続いて明治神宮大会も横浜が制したため、関東地区が「神宮大会枠」で1枠増となった。昨秋の関東大会4強がまず選出された。優勝した横浜は、緩急自在に操る左腕・奥村頼人と最速150キロ超の右腕・織田翔希の二枚看板の投手力を評価。総合力は全国トップクラスとした。準優勝した健大高崎は、昨年の選抜大会で初優勝を経験した最速158キロ右腕・石垣元気ら投手陣の安定感が際立った。エース左腕・石戸颯汰を中心とした堅守が原動力となった浦和実、タイプの異なる投手の継投が光った千葉黎明の2校が続いた。8強勢からは打力が高く、層の厚い投手陣を擁する山梨学院を選んだ。東京は、昨秋の東京大会を制した二松学舎大付を選出。河内紬、及川翔伍ら投手陣の成長ぶりが認められた。関東と東京を合わせて残り1枠となる7校目は、関東8強の東農大二と東京大会準優勝の早稲田実の比較。早稲田実はエース左腕・中村心大、捕手の山中晴翔を中心に走攻守で高いレベルと評価し、東農大二を上回った。東農大二は関東の補欠校に回った。
🌸東海:3枠の選出理由(高野連)
昨秋の東海大会で頂点に立った大垣日大がまず選ばれた。左腕・谷之口翔琉、右腕・中野翔真の二枚看板を軸とした堅守が持ち味。全3試合を逆転で制した打線の粘りも評価された。続いて準優勝の常葉大菊川を選出した。左腕・大村昂輝はテンポが良く、変化球も多彩。打線は1番・橘木千空を中心に下位まで切れ目がなく、持ち味の機動力も評価された。3校目は、4強の至学館と岐阜第一の比較検討となった。戦力や試合内容などで大きな差はなかったが、地域性が考慮されて至学館が選出された。個々の役割を理解して得点につなげる攻撃が特徴の至学館が、岐阜第一をわずかに上回った。岐阜第一は補欠に回った。
[参考] 選考委員会による選出理由(2/2)
🌸北信越:2枠の選出理由(高野連)
昨秋の北信越大会決勝で接戦を繰り広げた末に優勝した敦賀気比と、準優勝した日本航空石川が選ばれた。福井大会も制した敦賀気比は、左腕・管田彪翔、右腕・五十子李壱ら制球力に優れた投手陣に安定感があり、内野陣の守備も堅い。攻撃はつなぐ意識に機動力を兼ね備えており、攻守のバランスが取れている点が評価された。石川大会で3位だった日本航空石川は、力のある直球で押す蜂谷逞生、切れのあるスライダーが武器の長井孝誠の両右腕が試合を作る。打線の中心に伸びしろのある下級生が多く、冬場の成長に期待が集まった。
🌸近畿:6枠の選出理由(高野連)
まず昨秋の近畿大会4強を選出した。17年ぶりに優勝した東洋大姫路は、27回余りを1失点に抑えたエース右腕の阪下漣に安定感があり、4試合で29得点を挙げた打線も切れ目がない。甲子園でも上位を狙える選手層があるとした。準優勝の智弁和歌山は右腕・渡辺颯人ら複数の好投手を擁す。長打力ある打線は小技も多用するなど攻め手が豊富で、投打の充実ぶりが際立った。4強勢では、市和歌山は変化球のキレが良いエース右腕・土井源二郎の力投が光った。天理も右腕・下坊大陸を軸に攻守で総合力の高さを評価した。5、6校目は8強勢で検討した。5校目は大阪桐蔭を接戦の末に破った滋賀学園、6校目には履正社に逆転勝ちした滋賀短大付を選んだ。甲子園大会で優勝経験のある両校を破った滋賀勢2校を高く評価。準々決勝の戦いぶりを見ても、比較対象となった大阪学院大高、立命館宇治を上回った。
🌸中国:2枠の選出理由(高野連)
1校目に中国大会優勝の広島商を選んだ。球威のある直球が武器の右腕・大宗和響、変化球で連打を許さない左腕・徳永啓人の2人を擁する投手力を高く評価した。小技を絡めて得点につなげる打線も勝負強いとした。2校目は準優勝の米子松蔭となった。右腕の新里希夢は打たせて取る投球術に優れていると評価された。走力を生かした多彩な攻撃で、チーム一丸となり試合を諦めないひたむきさも好印象だった。
🌸四国:2枠の選出理由(高野連)
昨秋の四国大会決勝に進んだ2校が順位通りに選出された。明徳義塾は四国大会を1人で投げ抜いた左腕・池崎安侍朗のゲームメークが高く評価された。犠打で確実に走者を進め、少ない好機をものにする打線の集中力も光った。高松商は末包旬希、行梅直哉の両右腕を中心に投手陣が充実。打線も橘朋宏や唐渡大我らに長打力があり、守りも堅く、総合力は明徳義塾と遜色ないとした。
🌸九州:4枠の選出理由(高野連)
昨秋の九州大会4強を選んだ。優勝した沖縄尚学は左腕・末吉良丞は四死球が少なく、打線も切れ目がないとした。準優勝のエナジックスポーツは多彩な攻撃パターンがあるとした。8強進出の残り6校に、初戦で沖縄尚学に敗れた佐賀北を加えた7校で検討。3校目の柳ケ浦は投手が粘り強く継投が確立されているとし、4校目の西日本短大付は沖縄尚学にコールド負けしたが、中野琉碧の粘り強い投球と、積極的な走塁が評価された。
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■❶本日の結果(東日本)|❷本日の結果(西日本)
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・センバツ 夏の甲子園 明治神宮 国体 U18
・東北 関東 北信越 東海 近畿 中国 四国 九州
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・北海道 青森 岩手 秋田 山形 宮城 福島
・茨城 栃木 群馬 山梨 埼玉 千葉 神奈川 東京
・長野 新潟 富山 石川 福井
・静岡 愛知 岐阜 三重
・滋賀 京都 奈良 和歌山 大阪 兵庫
・岡山 広島 鳥取 島根 山口
・香川 徳島 愛媛 高知
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