【注目進路】由利工業 佐藤亜蓮は仙台大学へ進学|秋田ビッグ4

由利工業 佐藤亜蓮は仙台大学へ進学|秋田ビッグ4

18年春のセンバツに21世紀枠で出場した由利工業(秋田)のエース・佐藤亜蓮は仙台大学へ進学する。金足農業の吉田輝星、明桜の山口航輝、能代松陽の佐藤開陸を含め「秋田ビッグ4」と呼ばれた男。今夏の県大会では初戦敗退の屈辱も味わった。

「4年後はプロから指名していただけるような選手に成長したい。(同じ秋田・金足農業)吉田と投げ合って勝ちたいです」と抱負を語る。

冬場はスーパーで寿司のバイト

センバツ前、冬場は雪でボールが使えないため、由利工業は学校の近くにある神社の階段246段を使って走り込み、吹雪の日は校内でスクワットを繰り返した。これにより佐藤は、下半身が強くなり、球筋が一気に安定した。

また、冬休みの間にナインはアルバイト。春の沖縄遠征の費用の足しにするためだ。佐藤はスーパーの調理場ですしなどをつくった。「中トロが好き。一緒に働くお母さん方には怒られることもあるが、帰り際におすしをくれる」と語る。

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佐藤亜蓮のプロフィール

さとう・あれん
2001年(平13)2月8日、秋田・由利本荘市生まれ
下川大内小3年から野球を始め、大内中では軟式野球部
由利工では1年春からベンチ入りし、同年秋からエース
174センチ、79キロ
右投げ右打ち

センバツの日大三戦では、最速142キロを記録