【注目進路】北海高校の佐藤大雅主将、富士大学へ進学!兄も在学&野球部主砲
北海高校の主将を努めた佐藤大雅が、岩手の富士大学に進学する。日刊スポーツが報じた。
兄は同じ北海高出身で同大在学中の主砲、龍世内野手。
佐藤大雅は、北海高校の高1の3月に内野手から捕手に転向。5カ月後の昨夏の甲子園では強肩強打の「4番捕手」として、準優勝に貢献。
今夏は神戸国際大付(兵庫)に初戦敗退はしたが、主将として聖地甲子園に帰ってきた。
スピードスケートは五輪狙う実力
佐藤大雅は、スピードスケートでも有名だった。中学時代には全国大会に出場し、五輪を狙えるほどの実力もあったが「兄の無念を晴らす」と野球1本に絞り、北海高に進学。夏の南北海道大会では負け知らずの3連覇を達成した。
兄の佐藤龍世は富士大で「5番三塁」を任され、チームの主砲だ。チャンスに見せる強打と鉄壁の守備が光り、すでに来年のドラフト候補として注目を浴びている。「佐藤兄弟」が岩手の常勝軍団をけん引する。
佐藤大雅のプロフィール
さとう・たいが
1999年(平11)10月21日、北海道厚岸町生まれ。真龍小3年で野球を始めた。真龍中を経て、北海高に進学。高2夏の甲子園で準優勝。175センチ、78キロ。右投げ右打ち。家族は両親、兄、妹2人。