スター性を放つ県立岐阜商業・佐々木泰 「藤原・小園よりもいい」by鍛治舎監督
県立岐阜商業の佐々木泰(ささき・たい)は、2021年春に青山学院大学へ進学する。(2020年12月17日 スポーツ推薦合格者として発表)
チームではキャプテンを務め、2020年センバツ甲子園交流試合に出場。その後、プロ志望届を提出せず、大学野球でその才能と技術にさらに磨きをかける。
佐々木について、枚方ボーイズでも指導経験のある名将・鍛治舎監督は「これまで預かった中で一番。藤原恭大、小園海斗よりもいい」と評価する。
高校通算本塁打数は41本(甲子園交流試合で記録)を数える全国指折りのスラッガー。1kgのマスコットバットを振り込り、チームの誰もが認める努力家である。高校時代のスイングスピードは驚異の150キロを誇る。
甲子園交流試合で魅せた気持ちのこもったソロアーチ
県立岐阜商業は、2020年の春のセンバツ甲子園出場を決めながら、新型コロナウィルス感染拡大の影響で甲子園は中止。
野球部は、3月から約3ヶ月の間、活動を休止した。この期間、ナインは一人ひとりが体を作り、7月に開催される夏の岐阜大会(県独自大会)にむけて鍛錬を重ねた。
しかし、6月から練習を再開するも、同校の教師・生徒らに感染者が発覚したため、夏の岐阜大会(独自代替)への出場を辞退。その後も2週間程度、選手たちは自宅待機が続いた。
出場した「2020甲子園交流試合」は、3年生にとって「2020年最初で最後の公式戦(高校野球ラストゲーム)」となった。
大分・明豊に4-1とリードされて迎えた9回裏、キャプテン・佐々木泰がソロ本塁打を記録。見るものを熱くさせる気持ちのこもった一発だった。スター性を感じさせるオーラ、そして裏付けされたその実力。今後の活躍に目が離せない選手である。
[甲子園交流試合 8月11日(火)]
県岐阜商業 2-4 明豊 [岐阜|大分]
明豊◉ |120|000|100|4
県岐阜商|000|000|101|2
佐々木泰 プロフィール・出身・経歴
読み方:ささきたい
誕生日:2002年12月24日
50mタイム:6.0秒
出身中学:大垣市立東中学校
所属チーム:岐阜ボーイズ
趣味:スポーツ観戦
好きな野球選手:浅村栄斗
好きな球団:中日
将来の夢:プロ野球選手
好きな食べ物:ラーメン
苦手な食べ物:トマト
好きなタレント:永野芽郁
ニックネーム:たい