明豊(大分) 2-3x 大崎(長崎) 延長12回 準決勝 2020年秋季九州大会
2020年の高校野球 秋季九州大会の準決勝は、大崎が延長12回の投手戦を制し、3x-2(サヨナラ)で明豊に勝利し決勝進出。
先制したのは大崎。2回裏、2死2塁から6番・村田慶二のタイムリーで1点を先制する。一方の明豊は5回表、1死2・3塁から好調の3番・黒木日向が犠牲フライを放ち、1-1の同点に。
5回裏から明豊は3番手・太田虎次朗に継投する。試合は大崎のエース坂本安司と、明豊・太田の好投で延長戦へ突入する。
延長10回表、明豊はヒット2本と四球から1死満塁とすると、8番・簑原が犠牲フライを放ち、1点を勝ち越す。しかし10回裏、大崎は2死1・3塁から2番・乙内翔太のタイムリーで、2-2の同点に追いつく。
迎えた延長12回裏、大崎は2死2塁から2番・乙内翔太が今度はサヨナラタイムリーを放ち、3x-2と試合を決めた。
大崎のエース坂本安司は、延長12回・全172球の熱投、被安打11・死四球6を与えながらも守備陣が堅守で支えた。
一方、明豊の3番手・太田虎次朗は5回から最後まで投げ抜き、被安打7・死四球2・奪三振11と好投した。
大崎は2番・乙内翔太が5打数4安打2駄点と活躍。延長10回裏には同点打、延長12回裏にはサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮した。
11月5日(木) 準決勝
明豊(大1) 2-3x 大崎(長1)(延長12回)
明豊|000|010|000|1000=2
大崎|010|000|000|1010=3x
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(明豊)財原、殿垣内、太田―簑原
(大崎)坂本―調
・2塁打:原(明豊)