【注目進路】近江・林優樹は西濃運輸へ、有馬諒は関西大学へ進学

近江・林優樹は社会人野球の西濃運輸、有馬諒は関西大学へ進学

2020年春、高校野球界を沸かせた2人の選手が、それぞれの道を歩み出す。

近江・林優樹(U18高校日本代表・プロ志望届提出)は、チームメイトの住谷湧也と共に、社会人野球・西濃運輸への入社する。ともにバッテリーを組んだい近江・有馬諒は、関西大学への進学が決まった。



近江 林優樹・有馬諒のバッテリー

第100回の夏の甲子園、金足農業との球史に残る熱戦。あのツーランスクイズでサヨナラ負けの悔し涙を流したのは、当時2年生だった近江・林優樹と有馬諒。2年生バッテリーは、大きな注目を集めた。

あれから1年、背番号「1」を任された第101回の夏の滋賀大会で、近江・林優樹は、4試合計26回を投げ、30奪三振無失点という圧巻のピッチングを見せ、再び聖地・甲子園に帰ってきた。

東海大相模との一戦は、甲子園球場が超満員に膨れ上がった。しかし、守備の乱れもあり初戦で敗退。ベンチ最前列で、誰よりも大きな声を張る林の姿が印象的に残る。

その後、U18高校日本代表に選出され、W杯へ出場。当初は、社会人野球へと進む予定だったが、ともに戦った日本代表メンバーからの刺激を受け、プロ志望届を提出。ドラフト会議では指名されず、社会人野球へ進み、再びプロの世界を目指す。