契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円
中日ドラゴンズがドラフト1位指名した大阪桐蔭の根尾昂と、11月4日(日)に仮契約を行った。
契約金1億円+出来高5000万円
年俸1500万円(いずれも推定)
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球団との話し合いでは「ポジションのことで、ショート1本でいかしてくださいと言いました」とプロの世界では野手1本で勝負することを明言。投手への未練は「ないです」と言い切った。
また後日、背番号は「7」に決まった。
<参考データ>早稲田実業の清宮幸太郎(日ハム1位指名)
日ハム:清宮=契約金1億円+出来高5千万円、年俸1500万円(ともに推定)
<中日>ドラフト結果一覧
◆支配下
1位 根尾 昂(大阪桐蔭高)内野手
2位 梅津 晃大(東洋大)投手
3位 勝野 昌慶(三菱重工名古屋)投手
4位 石橋 康太(関東一高)捕手
5位 垣越 建伸(山梨学院高)投手
6位 滝野 要(大阪商業大)外野手
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ショート一本に絞る考え
「投手に未練は?」の問いにも「ないです」と即答した。
根尾は、「高1か高2で(プロでは遊撃と)決めていた。チームの顔、一番の花形。勝つためには固めるべき守備位置。他球団の遊撃の方も強肩を売りにするが、自分にとってもセールスポイント。自信があるので負けたくない」とコメントした。
打者の目指す姿については、
「投手をやったので(経験上)長打がある打者が一番怖い。小技で何をしてくるか分からない打者もイヤ。そういう打者になりたい」と語った。
報道陣に差し出されたバットに根尾は「継続は力なり」と書き込んだ。「中日が優勝することが一番の使命。憧れられる選手になりたい」とプロでの豊富を語った。
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仮契約記者会見での一問一答
―仮契約を終えて。
「ようやくプロの世界に、ひとつ踏み出した。気を引き締めて練習に励みたい」
―“遊撃一本”に対する球団側の反応は。
「自分らしく思い切りやってほしい、と言われた」
―高校では投手としてもプレーしたが。
「入学したときは試合に出たい気持ちが大きくて、投手の方が出させてもらえる機会があると思った」
―球速150キロを出したが。
「あまりスピードにどうこう(というこだわり)はなかった。『あ、出たな』という感じで特別視していなかった」
―開幕スタメンは目標?
「それはありますね。今の時点で藤原(大阪桐蔭の盟友でロッテ1位。井口監督が春季キャンプ初日の紅白戦での起用を明言)みたいに決まったわけじゃないですが(笑い)」
―満額の条件について。
「そこにおカネがあったわけでもないので、実感が湧きません」
―名古屋では書店の一角に“根尾の愛読書コーナー”ができるフィーバーぶり。
「いいプレッシャーになる。はねのけられるようになりたい」
根尾昂の背番号は「7」に
中日ドラゴンズがドラフト1位指名された大阪桐蔭・根尾昂の背番号が「7」に決まった。これまで、「7番」は主力の野手がつけることが多く、中日では現在は空き番となっている。これまで、2017年まではセ・リーグのベストナインを受賞した実績がある森野将彦内野手(現中日2軍打撃コーチ)がつけ、過去にリーグ本塁打王になった宇野勝内野手らも背負った名背番号だ。