根尾昂が「富山の」バッティングセンターに通っていたワケ
中日からドラフト1位で指名された世代で最も注目される選手の一人、大阪桐蔭・根尾昂。
小学生時代から中学卒業まで、地元飛騨市から「富山」にあるバッティングセンターに父に連れられて通っていたという。飛騨から富山までは車で1時間以上。
なぜ、根尾は富山のバッティングセンターまで通っていたのだろうか。東海テレビがその謎に迫っている。
根尾が通っていたバッティングセンター
富山県・富山駅から南西に5キロにある
バッティングセンター
「ベースボールハウスMVP」
に通っていたという。
富山まで通っていた理由とは?
バッティングセンターの川合店長が証言する。
「この場所で毎日2時間打っていました」
「この場所の特徴が、硬式ボールがうてる。速度がはやい、これが彼の決め手だと思います」
根尾の地元飛騨には、硬式ボールを打てるバッティングセンターがなかったため、ここで、実戦で使う硬式ボールで練習していたいう。かつ、時速130kmのボールが打てる。
根尾はここで二時間ぶっ続けで練習していたという。
根尾の超一流の「礼儀の正しさ」
川合店長は、当時から礼儀を重んじていた根尾の姿をこう証言した。
「めちゃくちゃ礼儀正しかったです。基本、バッティングセンターのマナーとして、必ず一回打ったら一度打席からでて、他のお客さんとかわるというルールがある。
彼の場合は、誰もお店にいない状態でも、必ずいったん打席から出て、いないですよね、でまた入ると。誰もいないので、普通ならその打席の中に入ったままスタートしてもいいんですけど。」