苫小牧中央・根本悠楓 北海道No.1左腕
苫小牧中央高校・根本悠楓(はるか)は、ドラフト会議2020年で日本ハムからドラフト5位指名された。入団交渉では、年俸520万・契約金2000万円・背番号59で合意。
1975年創部の苫小牧中央として、これが初のプロ野球選手誕生となる。
最速は146キロを誇る左腕で、中学時代は「U15日本代表」としても活躍した。日本ハムの武田勝投手コーチは、中学3年時に選出されたU15日本代表のコーチでもある。
中学時代は、北海道・白老白翔中のエースとして、全国中学野球大会で日本一。大会の決勝戦では「史上初の完全試合」を達成した。
苫小牧中央高校は、未だ甲子園出場はなし。北海道内の甲子園常連校から多くの声が掛かったが、あえて地元の“甲子園未経験校”を選んだ。
「苫小牧中央はまだ甲子園に行ったことがないので、自分が歴史を塗り替えたい。」と入学時には、その夢を語っていた。
渡邊監督は、根本について「性格も良く、真面目な努力家で、放っておいても安心な選手。理解が早く、成績も学年トップ。本人の希望(プロ入り)を叶えてあげたい」と信頼と期待を寄せる。
最後の夏・代替大会での活躍
2020年 南北海道・代替大会(準々決勝 駒大苫小牧 3-2 苫小牧中央)
高校3年の最後の夏、南北海道大会では同地区の絶対王者・駒大苫小牧と対戦。予選の地区からは、31イニング連続無失点を記録するも、駒大苫小牧に失点を許す。
試合は、3-2と敗れたが、15奪三振、打ってはソロ本塁打とタイムリーで全2打点を挙げる活躍を見せた。
根本悠楓のプロフィール
読み方は、ねもと・はるか。2003年3月31日、白老町生まれ。
白老虎杖浜小1年から虎杖浜タイガースで野球を始める。投手は小学3年から。
白老白翔中学では、3年春と夏に全国大会出場。優勝した夏は、大会史上初となる決勝での完全試合を達成。
U15日本代表。左投左打。家族は両親と妹。
日本ハム ドラフト会議2020年
[順位・背番号・名前・契約金/年俸・守備・出身]
1位 17 伊藤大海 1億+出来高/1500万(投・苫小牧駒大)
2位 50 五十幡亮汰 7000万/1100万(外・中大)
3位 27 古川裕大 5000万/900万(捕・上武大)
4位 56 細川凌平 3500万/520万(内・智弁和歌山)
5位 59 根本悠楓 2000万/520万(投・苫小牧中央)
6位 61 今川優馬 2500万/840万(外・JFE東日本)
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1位 114 松本遼大 300万/260万(投・花巻東)
2位 115 斎藤伸治 —万/—万(投・東京情報大)