三重 2-0 樟南 夏の甲子園2021年
夏の甲子園2021年 2回戦:三重高校が2-0で樟南に勝利。結果総評・見どころは、以下の通り。
◆8/20(金) 三重(三重) 2-0 樟南(鹿児島)
三重・・|010|100|000|=2
樟南・・|000|000|000|=0 ※初戦
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⭐️見どころ⭐️◆樟南のエース西田恒河(ごうが)は、最速145キロを持つ屈指の左腕だ。全6試合47回2/3を投げて、50三振(=出場投手中2位)・四死球5・失点7と好投。実家は、浄土真宗のお寺「善妙寺」で、名前はインドのガンジス川に由来する。マウンドではプレートに「勝」と記すルーティンを行うことにも注目だ。打撃面では、1番 町北が打率.455と好調。チーム打率.363(19位)で、1試合平均犠打は3.7個(4位)と攻撃には堅実さもある。一方の三重は、初戦を65-0で勝利するなど、打率.510(1位)、本塁打15本(1位)、盗塁数29個(1位)と”出場校トップクラス”の高い攻撃力を持つ。2桁背番号を背負う打者も好調だ。背番号13 宇佐美(2年)は、打率.833・本塁打4本・打点10。背番号17 野田(1年)は、打率.600・本塁打3本・打点12を記録。投手陣は5投手が揃い、失策はわずか2と堅守も光る。
⭐️試合結果⭐️三重が2-0で勝利(準優勝した2014年以来7年ぶりの勝利)。地方大会では継投で勝ち上がってきた三重は、2年生エースの上山颯太が、9回を1人で投げ抜き被安打7・死球2・奪三振6で完封(116球)。1回裏にレフト原田が本塁へのレーザービームで先制点を許さぬ好返球をみせるなど、バックは再三の堅守で2年生右腕を支えた。攻撃は、2回表に7番宝田の犠牲フライで1点、4回表には先発上山のタイムリーで2点目を挙げた。一方の樟南は、エース左腕の西田恒河が大会トップクラスの打撃力を持つ三重打線に対して、被安打9・死四球4・奪三振3と力投。序盤には雨が降り続き、マウンドがぬかるむ中で力を見せた。また、荒れたグランドでも守備陣は”失策0”と持ち味の堅守を発揮した。攻撃陣は、7安打を放つもあと一本が出ずに無得点に終わった。
三重高校 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️三重高校ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 上山颯太 2年 右左 組合立多気(三重)
02 服部優成 3年 右右 羽津(三重) ◎
03 池田彪我 3年 右左 久居(三重)
04 宝田裕椰 3年 右右 南城陽(京都)
05 佐脇桜太 3年 右右 碧南・東(愛知)
06 品川侑生 3年 右左 武生(福井)
07 永井誠梧 3年 左左 七宝(愛知)
08 森涼太 3年 右右 はとり(愛知)
09 原田俊輔 3年 右右 竜北(愛知)
10 辻亮輔 3年 左左 木津南(京都)
11 谷公希 2年 右右 大池(三重)
12 高山亮太 1年 右右 勢和(三重)
13 宇佐美貴也 2年 左左 東部(三重)
14 下田晃舗 3年 右右 厚生(三重)
15 木本光祐 3年 右左 大森(愛知)
16 藤井勇斗 2年 右右 高津(大阪)
17 野田泰市 1年 右左 尾鷲(三重)
18 堀田琉生 3年 右右 大里東(愛知)
※野球部員数:115人、◎:主将
樟南高校 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️樟南高校ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 西田恒河 3年 左左 宮之城(鹿児島)
02 長澤明日翔 3年 右右 舞鶴(鹿児島)
03 麦生田駿 3年 右左 田代(鹿児島)
04 今井玲緒 3年 右右 夕陽丘(大阪)
05 下池翔夢 3年 右左 東市来(鹿児島)◎
06 尾﨑空 3年 右右 高牟礼(福岡)
07 小峰康生 3年 右右 武岡(鹿児島)
08 西窪大翔 2年 右右 谷山(鹿児島)
09 町北周真 2年 左左 四条畷西(大阪)
10 鵜狩杏冴 3年 右右 紫原(鹿児島)
11 茶園啓太 3年 右右 和田(鹿児島)
12 森亮斗 2年 右右 紫原(鹿児島)
13 浜島航生 2年 左左 鷹巣(鹿児島)
14 茶園将太 1年 右左 和田(鹿児島)
15 満永堅士郎 3年 右右 青戸(鹿児島)
16 畝地竣己 1年 右左 重富(鹿児島)
17 山口大輝 3年 右左 紫原(鹿児島)
18 川辺彼方 3年. 右右 万世(鹿児島)
※野球部員数:50人、◎:主将