明徳義塾 vs 仙台育英 センバツ2021
センバツ2021「明徳義塾 vs 仙台育英」の試合の見どころ・結果を特集する。
◆3月19日(金) 1回戦 [第1日目]
12:40 明徳義塾 0-1 仙台育英 [見所]
明徳義塾|000|000|000|=0
仙台育英|010|000|00x|=1
◆試合結果コメント
・仙台育英が、古川翼(1年)と伊藤樹(2年)の継投リレーで、明徳義塾打線を被安打1に抑え、1-0で完封勝利。先発の古川翼は3回2/3を投げて被安打1、エース伊藤樹は5回1/3を投げては無安打ピッチングと好投した。
・対する明徳義塾のエース代木大和は被安打10を浴びながらも、要所をしめ、外野の好守備にも助けられながら9回を投げ切り1失点。仙台育英が序盤2回に挙げた1点を守り切り、名門校同士の対決を制した。
試合の見どころ
名門かつ優勝候補に名を連ねるチーム同士の対決は、大会屈指の好カードだ。ロースコアの接戦を予想する。高知高校・森木大智に投げ勝った明徳義塾の左腕・代木大和が、仙台育英打線をどう抑えるかに注目したい。
仙台育英は、秋は1試合あたり9.1点(3位)を記録し、一発のある強打者も揃う。また、最速140キロ以上の好投手が複数揃い、相手打線に大量失点を許さない。
監督対決にも注目だ。U18日本代表監督の馬淵監督と若き指導者である須江監督の采配も、勝敗を分けるポイントとなりそうだ。
◆主なポイント(注目選手など)
・仙台育英は、最速147キロの伊藤樹(2年)、古川翼(1年)、松田隆之介(2年)らを中心に最速140キロ超の好投手が複数揃う。打撃面では、4番・吉野蓮(2年)と5番・秋山俊(2年)が、ともに東北大会決勝で満塁本塁打を記録するなど長打力もある。
・明徳義塾は、左腕エース・代木大和(2年)がキーマンだ。秋7試合62回を投げ、与死四球12、失点4点、防御率.058を記録するなど抜群の安定感を持つ。ドラフト候補・森木大智を擁する高知高校との決勝では、延長12回引き分け日没再試合を含む2試合を、全て1人で投げ抜きわずか1失点。攻撃は、打率.500を誇る米崎薫暉主将(2年)らが中心だ。
明徳義塾のチーム成績・特徴
◆明徳義塾(ベンチ入りメンバー)
トップレベルの投手力を持つ。左腕・代木大和(2年)は、秋7試合62回を投げ、奪三振54、与死四球12、失点4点、防御率.058を記録。森木大智を擁する高知高校との決勝では、延長12回引き分け日没再試合を含む2試合を、全て1人で投げ抜きわずか1失点。また、四国大会の決勝・聖カタリナ学園戦は、わずか99球の1失点で完投。制球力が抜群で、投球数が少ないために連投・完投能力にも優れる。チーム成績は、打率.326(20位)、平均得点6.4点(24位)、防御率0.54(2位)、平均失点0.5点(2位)、平均失策数0.5個(6位)と、守りの力が際立つ。攻撃は、チームトップの打率.500を誇る米崎薫暉主将(2年)とチームトップの11打点を記録した加藤愛己捕手(2年)が軸。スポーツ6紙の評価は、Aが2つ、Bが4つ。馬淵史郎監督はU18日本代表監督も務める。
【回数】2年連続20回目(夏の甲子園=20回)
【成績】高知大会=優勝、四国大会=優勝
【勝敗】8戦7勝1敗
【評価】A=2、B=4、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .326 / 20位 (.332)
【防御率】0.54 / 2位 (2.19)
【失点数】4点 / 1位 (22.3点)
→平均 0.5点 / 2位 (2.4点)
【得点数】51点 / 24位 (67.4点)
→平均 6.4点 / 24位 (7.3点)
【本塁打】0本 / 28位 (3.5本)
→平均 0本 / 28位 (0.4本)
【盗塁数】1個 / 32位 (15.9個)
→平均 0.1個 / 32位 (2個)
【失策数】4個 / 3位 (7.2個)
→平均 0.5個 / 6位 (0.8個)
【部員数】64人(0人) (5位)
【生徒数】709人 (21位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)
仙台育英のチーム成績・特徴
◆仙台育英(ベンチ入りメンバー)
投打の総合力の高さは、全国屈指。打率.370(5位)、防御率0.94(3位)、1試合あたりの得点は9.1点(3位)、失点は1点(3位)と攻撃・投手等の全ての成績項目で上位。また、平均盗塁は4.3個(2位)、失策は0.6個(9位)と走攻守に優れる。スポーツ6紙の評価はいずれも「A」と優勝候補本命の1校。注目は、最速147キロのエース・伊藤樹(2年)。古川翼(1年)、松田隆之介(2年)ら最速140キロ超で安定感のある投手陣が揃う。打撃面では、4番・吉野蓮(2年)と5番・秋山俊(2年)は東北大会決勝で満塁本塁打を記録。8番・八巻真也(2年)はソロ本塁打と3塁打2本を記録。上位から下位まで力がある。
【回数】2年連続14回目(夏の甲子園=28回)
【成績】宮城大会=優勝、東北大会=優勝
【勝敗】9戦9勝0敗
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .370 / 5位 (.332)
【防御率】0.94 / 3位 (2.19)
【失点数】9点 / 3位 (22.3点)
→平均 1点 / 3位 (2.4点)
【得点数】82点 / 7位 (67.4点)
→平均 9.1点 / 3位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
→平均 0.4本 / 12位 (0.4本)
【盗塁数】39個 / 2位 (15.9個)
→平均 4.3個 / 2位 (2個)
【失策数】5個 / 8位 (7.2個)
→平均 0.6個 / 9位 (0.8個)
【部員数】62人(0人) (7位)
【生徒数】3394人 (1位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)