京都国際 1-0 前橋育英 夏の甲子園2021年
夏の甲子園2021年2回戦:京都国際が1-0で前橋育英に勝利。結果総評・見どころは、以下の通り。
◆8/19(木) 京都国際(京都) 1-0 前橋育英(群馬)
前橋育英|000|000|000|=0
京都国際|010|000|00x|=1 ※初戦
——————————————
⭐️見どころ⭐️京都国際は、センバツに続き春夏連続出場(夏は初出場)。エース森下瑠大(2年)が大黒柱で、計34回1/3を投げて奪三振31・失点6と安定感がある。同じく2年の投打二刀流の平野も力のある右腕だ。打線はチーム打率.377(11位)と好調。1番 武田が打率.455、2番 金田が打率.500、3番 植西が打率.476&9打点、4番 中川捕手が打率.478・本塁打1本・打点6と、上位打線を中心に力がある。京都大会の決勝・準決勝では接戦をものにする強さが光った。一方の前橋育英は、4番で主将の皆川岳飛(がくと)に注目。1-3回戦では3試合連続本塁打を放ち、チームトップの打率.474、打点9を記録。また3番 岡田は、打率.409、本塁打2本と好調だ。チーム打率は.364(18位)で、上位から下位まで得点力がある。エース外丸は、全6試合42回1/3を投げて7失点。決勝・健大高崎戦は、延長12回を投げて4安打1失点に抑えた。
⭐️試合結果⭐️京都国際が1-0で勝利。先発の両エース(森下・外丸)による投手戦となった。京都国際は2回裏、4番中川勇斗捕手が右中間への特大ソロ本塁打(本人通算17本目)を放ち、この1点が決勝点。中川捕手は守っても好リードが光った。投げては、2年生エース森下瑠大が9回を1人で投げ抜き、被安打4・四球2・奪三振10で完封(130球)。ピンチを背負う場面でも、外角に落ちる変化球で三振の山を築くなど、表情を崩さずに冷静なピッチングをみせた。一方の前橋育英は、エース外丸東真が4安打・3死四球・7奪三振と好投するも、一発に泣いた。攻撃は、1回表に安打・三振振り逃げ・四球から1死満塁のチャンスを作るも無得点と、流れが作れなかった。この日は、第1試合が5回裏雨天ノーゲーム、第2試合は順延され、この第3試合は当初予定の13時から15時に変更されるなど、コンディションの調整が難しい中で行われた。
京都国際 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️京都国際ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 森下瑠大 2年 左左 南陵(京都)
02 中川勇斗 3年 右右 味岡(愛知)
03 金田大記 3年 右左 本城(愛知)
04 植西龍雅 3年 右左 水口(滋賀)
05 辻井心 2年 右右 深草(京都)
06 武田侑大 2年 右右 紀見東(和歌山)
07 岩内琉貴也 2年 右左 田辺(京都)
08 松下恵富 3年 右左 園田(兵庫)
09 平野順大 2年 右右 吹田一(大阪)
10 金森塁 3年 左左 諸輪(愛知)
11 佐々木康耀 3年 右右 新北島(大阪)
12 加藤蒼 3年 右左 北宇治(京都)
13 前川宗海 3年 右右 久米田(大阪)
14 三浦悠聖 2年 右右 栗東(滋賀)
15 山口吟太 3年 右右 城山(滋賀) ◎
16 高橋集 3年 右左 神戸生田(兵庫)
17 後藤陸斗 3年 右左 久美浜(京都)
18 松本陸 3年 右左 大池(大阪)
※野球部員数:59人、◎:主将
前橋育英 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️前橋育英ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 外丸東真 3年 右右 桂萱(群馬)
02 阿部咲人 3年 右右 邑楽南(群馬)
03 佐藤大我 3年 右右 安中二(群馬)
04 井上陽太 3年 右右 並榎(群馬)
05 野村慶 3年 右左 長野郷(群馬)
06 岡田啓吾 2年 右左 安中二(群馬)
07 横倉拓実 2年 右左 広沢(群馬)
08 皆川岳飛 3年 右左 館林四(群馬) ◎
09 西沢大希 3年 右右 渋川(群馬)
10 菊池楽 3年 左左 玉村(群馬)
11 上原真一 3年 右左 安中一(群馬)
12 飯島寛登 3年 右右 南八幡(群馬)
13 安藤廉 3年 右左 新町(群馬)
14 野中寿真 3年 右左 協和(栃木)
15 原嶋晃宏 3年 右右 富岡・東(群馬)
16 清水優雅 3年 右右 利 根(群馬)
17 矢島頼我 3年 右右 中尾(群馬)
18 町田豪汰 3年 右右 北橘(群馬)
※野球部員数:77人、◎:主将