秋季九州大会 高校野球 2020年
高校野球 秋季九州大会 2020年 速報・結果を特集!日程・出場校は、以下。(開催:長崎、無観客)
センバツ出場枠は九州地区=4となり、優勝:大崎、準優勝:福大大濠、4強:明豊・宮崎商業が出場。
【2020秋季九州大会 日程・出場校】
・組み合わせ抽選会:10/22(木)
・開幕:10/31(土)〜11/5(木) ※3日(火)は休養日
・開催県:長崎県 (長崎ホテル予約はコチラ)
=出場校(全16校)|秋季大会の順位・チーム紹介==
・福岡(2枠) ①福大大濠 ②九州国際大付
・佐賀(2枠) ①東明館 ②唐津商業
・長崎(2枠) ①大崎 ②長崎日大
・熊本(2枠) ①東海大星翔 ②開新
・大分(2枠) ①明豊 ②大分商業
・宮崎(2枠) ①宮崎商業 ②延岡学園
・鹿児島(2枠) ①神村学園 ②樟南
・沖縄(2枠) ①沖縄尚学 ②具志川商業
11月6日(金)決勝戦
◆決勝 福大大濠(福1) 1-5 大崎(長1)
福大大濠|100|000|000|=1
大崎・・|100|120|10x|=5
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(福大大濠)森本、馬場、友納ー川上
(大崎)勝本ー調
・本塁打:山下(福大大濠)
・3塁打:調(大崎)
・2塁打:調(大崎)古川(福大大濠)
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◆大崎が5-1で福大大濠に勝利し、優勝。公立校の優勝は2009年秋の嘉手納(沖縄)以来11年ぶりとなる。両チームの先発は、大崎が背番号11の勝本晴彦(1年)、福大大濠が背番号16の森本光紀(1年生)と今大会初登板の1年生がマウンドへ上がった。試合は福大大濠が1回表、3番・山下恭吾のソロ本塁打で1点を先制。しかし大崎は1回裏、5番・松本のタイムリーで1点を返し、すぐさま同点とした。2回裏、福大大濠は先発・森本から準決勝で1安打完封した馬場拓海がマウンドへ。4回裏、大崎は先頭がヒットで出塁すると犠打で送り、9番・山口のタイムリーで1点をあげ、2-1と勝ち越す。5回裏には、2連打と四球から1死満塁のチャンスを作ると、押出四球で1点、さらに8番・勝本のスクイズで1点。さらに7回裏には、先頭の4番・調が3塁打を放ち、5番・松本がタイムリーで返して5-1とした。大崎の先発・勝本晴彦(1年)は、9回を一人で投げ抜き、福大大濠打線を4回以降ヒット1本に抑えるなど、被安打4・死四球4と好投した。
◆大崎は、エース坂本安司が決勝戦までの3試合を全て一人で投げ抜き、いずれの試合も2失点に抑える好投で躍進の原動力となった。打っては主軸の調祐李、村上直也と、9番・山口剛大が勝負強い打撃を見せ、坂本を援護した。準決勝の延長となった明豊戦では乙内翔太が延長同点打・サヨナラ打と活躍が光った。昨年は、秋の長崎大会で優勝し進んだ九州大会の初戦で大分商業に延長で敗れ、センバツ出場ならず。今夏は長崎独自大会で優勝を果たすも夏の甲子園は中止。人口約5000人の島にある大崎高校が、センバツ出場を確かなものとした。
◆福大大濠は、好投手の活躍が光った。エース左腕・毛利海大は、初戦・準々決勝の2試合(計18回)を投げ、奪三振23を記録。伸びのストレートに力があった。また準決勝・宮崎商業戦では、1年生のプチトルネード投法・馬場拓海が8回1死まで無安打の好投を見せ、強打の宮崎商業を1安打に封じた。ひと冬越えた春、聖地・甲子園で一層成長した姿に注目したい。
11月5日(木)準決勝
◆明豊(大1) 2-3x 大崎(長1)(延長12回)
明豊|000|010|000|1000=2
大崎|010|000|000|1010=3x
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(明豊)財原、殿垣内、太田―簑原
(大崎)坂本―調
・2塁打:原(明豊)
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大崎が延長12回の投手戦を制し、3x-2(サヨナラ)で明豊に勝利し決勝進出。先制したのは大崎。2回裏、2死2塁から6番・村田慶二のタイムリーで1点を先制する。一方の明豊は5回表、1死2・3塁から好調の3番・黒木日向が犠牲フライを放ち、1-1の同点に。5回裏から明豊は3番手・太田虎次朗に継投する。試合は大崎のエース坂本安司と、明豊・太田の好投で延長戦へ突入する。延長10回表、明豊はヒット2本と四球から1死満塁とすると、8番・簑原が犠牲フライを放ち、1点を勝ち越す。しかし10回裏、大崎は2死1・3塁から2番・乙内翔太のタイムリーで、2-2の同点に追いつく。迎えた延長12回裏、大崎は2死2塁から2番・乙内翔太が今度はサヨナラタイムリーを放ち、3x-2と試合を決めた。大崎のエース坂本安司は、延長12回・全172球の熱投、被安打11・死四球6を与えながらも守備陣が堅守で支えた。一方、明豊の3番手・太田虎次朗は5回から最後まで投げ抜き、被安打7・死四球2・奪三振11と好投した。大崎は2番・乙内翔太(背番号12)が5打数4安打2駄点と活躍。延長10回裏には同点打、延長12回裏にはサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮した。
◆宮崎商業(宮1) 0-2 福大大濠(福1)
宮崎商業|000|000|000|=0
福大大濠|002|000|00x|=2
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(宮崎商)日高―平松
(福岡大濠)馬場―川上
・2塁打:友納2(福大大濠)
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福大大濠が2-0で宮崎商業に勝ち、決勝進出。福大大濠の先発・プチトルネード投法の馬場拓海(1年)が8回1死まで無安打の好投を見せ、強打の宮崎商業を封じた。馬場は9回を一人で投げ抜き、被安打1・四球4・奪三振3の完封勝利。試合は、福大大濠が3回裏に1番・友納と3番・山下のタイムリーで2点を挙げ、これが決勝点。宮崎商業のエース日高も一人で投げ抜き被安打6・四球2・奪三振8と好投したが、打線が8回表に放った内野安打1本にとどまった。
11月3日(火)準々決勝
◆明豊(大1) 6-4 神村学園(鹿1)
明豊・・|000|000|033|=6
神村学園|001|100|200|=4
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(明豊)太田、京本―簑原
(神村学園)泰、内堀、川井―中島
・本塁打:黒木(明豊)
・3塁打:福田(神村学園)
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明豊が8回表に黒木日向の2ラン本塁打をきっかけに試合の流れを引き寄せ、神村学園に6-4で勝利。センバツ出場が有力に。先制は神村学園、明豊の先発・太田虎次朗が四球を与え、押し出しで1点を先制。明豊は4回裏途中、先発の太田から京本眞へ継投。神村学園は4回裏、2番・寶永のタイムリーで1点を追加、7回裏には6番・福田の3塁打で1点、7番・松岡のタイリーで1点を追加し、4-0とする。一方の明豊は8回表、2死から四球で走者を出すと、3番・黒木日向が右中間に2ラン本塁打を放ち、2点差。さらにヒット2本と死球で2死満塁とし、7番・筒井が押出四球を選び、3-4と1点差。9回表、明豊は1死1・3塁のチャンスから3番・黒木日向がタイムリーを放ち、4-4の同点に。さらにダブルプレー崩れの間に1点をあげて逆転すると、6番・塘原のタイムリーで1点を追加し、6-4とした。神村学園は9回裏、無死1・2塁のチャンスを作るも、無得点に終わった。試合は、明豊の3番・黒木日向が躍動した、8回には2ラン本塁打、9回には同点打を放つ活躍を見せ、一気に流れを引き寄せた。一方の神村学園は、先発のエース泰勝利が8回まで好投し試合を優位に進めるも、明豊の粘りと勢いが勝った。
◆延岡学園(宮2) 2-3 大崎(長1)
延岡学園|010|000|010|=2
大崎・・|000|003|00x|=3
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(延岡学園)須藤、市原―甲斐
(大崎)坂本―調
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大崎が延岡学園との投手戦を制し、3-2で勝利。センバツ出場が有力となった。先制したのは延岡学園。2回表、2死3塁からバッテリーミスの間に1点を先制する。大崎は6回裏、大崎は1死2・3塁のチャンスを作ると、延岡学園は先発須藤からエース市原大輔へ継投。大崎はここで3番・村上の犠牲フライで同点、4番・調のタイムリーで2-1と逆転。さらにエース坂本のタイムリーで1点を追加し、3-1とした。8回表、延岡学園はヒット2本から1死1・3塁とすると、内野ゴロの間に1点を挙げるも、その後は抑えられた。大崎の先発エース坂本安司は、前回の開新戦に続き9回を一人で投げ抜き、被安打3・死四球3・奪三振4と安定したピッチングを見せた。一方の延岡学園は、先発・須藤綺梨は6回途中まで投げ被安打4・無死四球・奪三振4の好投、継投した市原大輔も残りを投げ被安打3・死四球1・奪三振3と力投した。
◆宮崎商業(宮1) 9-3 東明館(佐1)
宮崎商|021|401|100|=9
東明館|000|201|000|=3
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(宮崎商)日高、長友―平松
(東明館)今村、加藤、日山、亀山―石井、加藤
・本塁打:西原、中村2(宮崎商)
・3塁打:藤田(東明館)
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宮崎商業が9-3で東明館に勝利し、センバツ出場が有力に。先制したのは宮崎商業。2回表に8番・中野のタイムリーで1点を先制すると、さらに押出四球で1点を加え、2-0とする。3回表には、5番・西原太一がレフトへソロ本塁打を放ち、3-0。さらに4回表には、3番・中村碧人の3ラン本塁打と6番・水谷の犠牲フライで1点を挙げ、7-0と大量リードする。一方の東明館は4回裏、5番・加藤のタイムリーで1点、相手失策で1点を返し、7-2。6回表、宮崎商業は3番・中村碧人がこの日2本目となる本塁打(ソロ)を放ち、8-2。東明館は6回裏に、7番・藤田の2塁打で1点を返す。7回表、宮崎商業はバッテリーエラーから1点を追加し、9-3とした。宮崎商業は3本塁打を含む14安打を放ち、試合を優位に進めた。中でも3番・キャプテン中村碧人が3ラン本塁打とソロ本塁打を放つなど結果でもチームを引っ張った。
◆福大大濠(福1) 3-0 具志川商(沖2)
福大大濠|110|000|100|=3
具志川商|000|000|000|=0
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(福大大濠)毛利―川上
(具志川商)新川―比嘉
・3塁打:古川(福大大濠)
・2塁打:島袋、高良(具志川商)
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福大大濠が具志川商業との投手戦を3-0で制し、センバツ出場有力に。福大大濠は、初回に4番・川上のタイムリーで1点を先制。さらに2回表には8番・永井のタイムリーで1点を追加し、2-0とする。7回表、福大大濠は先頭の9番・古川が3塁打で出塁すると、2番・友納がタイムリーを放ち3-0とリードを広げた。福大大濠のエース毛利海大は、被安打5・死四球6・奪三振9の完封。9回合計163球を投じた(2試合で合計317球)。一方の具志川商業のエース新川俊介(県大会は背番号5)も完投。被安打7・死四球2・奪三振8と好投したが、打線があと一本が出ず(残塁12)に競り負けた。
11月1日(日)1回戦
◆長崎日大(長2) 1-8 宮崎商業(宮1)(7回コ)
長崎日大|000|001|000|=1
宮崎商業|022|013|x00|=8
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(長崎日大)石橋、松尾―鈴木
(宮崎商業)日高、長友―平松
・3塁打:西原(宮崎商業)
・2塁打:日高(宮崎商業)
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宮崎商業が8-1(7回コールド)で長崎日大に勝利。先制したのは宮崎商業。2回裏、死球・ヒット・四球で無死満塁とすると、7番・日高のタイムリーと9番・平松のスクイズで2点を先制。3回裏には、2死満塁から7番・日高が2塁打を放ち2点を追加。5回裏には、またも7番・日高がタイムリーを放ち、5-0。長崎日大は6回表、2つの四球から走者を出し、相手失策の間に1点を返し5-1。宮崎商業は6回裏、5番・西原の3塁打で2点、6番・水谷の安打で1点を追加し、8-1とした。宮崎商業は先発の日高が6回を投げ、被安打1と好投。打っては4打数3安打4打点と投打で活躍を見せた。
◆大分商業(大2) 1-3 福大大濠(福1)
大分商業|001|000|000|=1
福大大濠|100|010|01x|=3
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(大分商業)渡辺―舛巴
(福大大濠)毛利―川上
・2塁打:福田(大分商業)毛利(福大大濠)
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福大大濠が大分商業との投手戦を3-1で制した。先制したのは福大大濠。1回裏、四球で出た走者を犠打と内野ゴロで3塁に送り、その後に相手失策から1点を先制。3回表、大分商業は2つの四球で走者を出すと、4番・三代のタイムリーで1点を返し同点に追いつく。5回裏、福大大濠は先発の8番・毛利の2塁打で1点を挙げ、2-1と勝ち越しに成功。さらに8回裏には、3番・山下のタイムリーで1点をあげ、3-1とした。福大大濠のエース左腕・毛利海大は、9回を一人で投げ、被安打4・与四死球4、奪三振14の1失点と好投。一方の大分商業・渡辺幹太も9回を完投し、被安打4・与死四球2・5奪三振と力投した。
◆東明館(佐1) 3-2 樟南(鹿2)
東明館|000|001|020|=3
樟南・|000|100|010|=2
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(東明館)今村、加藤―石井
(樟南)西田―森
・3塁打:川辺(樟南)
・2塁打:井上(東明館)小峰(樟南)
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東明館が樟南との投手戦を制し、3-2で勝利。先制したのは樟南、4回裏に相手失策の間に1点を挙げる。一方の東明館は6回表、2連打と失策から1死満塁とすると、6番・窪山がスクイズを決め1-1の同点に追いつく。8回表、9番・今村のタイムリーなどで3-1と勝ち越しに成功。8回裏、樟南は麥生田のタイムリーで1点を返すも、最終回は得点できずゲームセット。東明館は今村と加藤の継投リレーで、樟南打線を7安打に抑え、1点差を最後守り切った。
◆東海大星翔(熊1) 2-4 具志川商業(沖2)
東海大星翔|200|000|000|=2
具志川商業|210|010|00x|=4
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(具志川商業)新川ー比嘉
(東海大星翔)渡邉、合光ー植田
・2塁打:大城(具志川商業)
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具志川商業が4-2で東海大星翔に勝利。東海大星翔は初回、1死1・3塁のチャンスを作ると、4番・稲葉のタイムリーと6番・斉藤の犠牲フライで2点を先制。一方の具志川商業は、1回裏に3番・大城の2塁打と5番・先発の新川のタイムリーで2-2の同点に追いつく。さらに2回裏には、内野ゴロの間に1点をあげ、3-2と勝ち越した。具志川商業は、エース新川俊介が9回を一人で投げ抜き、被安打6・死四球7を与えながら、相手打線を2点に抑える粘投を見せた。一方の東海大星翔は、熊本大会では準々決勝・有明戦を延長で、準決勝・熊本工業戦を延長13回タイブレークで、決勝戦・開新戦を9回逆転サヨナラで勝利するなど粘り強さがあったが、九州大会では具志川商業・新川の前に残塁11を記録するなど要所を抑えられた。
10月31日(土)1回戦
◆明豊(大1) 4-1 九州国際大付(福2)
明豊・|000|000|013|=4
九国付|000|010|000|=1
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(明豊)太田、京本―簑原
(九国大付)山本、柳川―野田
・3塁打:黒木、米田(明豊)
・2塁打:太田(明豊)
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明豊が4-1で九国付との投手戦を制した。先制したのは九国付。5回裏に2つの四球で走者を出すと、2番・浜野の安打で1点を先制する。一方の明豊は8回表に、3番・黒木が3塁打で出塁すると、4番・東の犠牲フライで1点を返し、1-1と同点に追いつく。9回表、九国大は先発の山本大揮から柳川大晟へ継投。明豊は2四球からチャンスを作ると、9番・米田友(約50人が暮らす寮の寮長)の3塁打と1番・阿南のタイムリーで3点を勝ち越し、4-1。これが決勝点となった。九国付は、先発の山本大揮が8回を投げて被安打5・四球3・奪三振5・失点1と好投するも、9回表に継投した柳川大晟が2四球からピンチを招き勝ち越しを許した。明豊は、左腕・太田虎次朗(巨人・太田龍の弟)と京本眞の継投で九国付打線を抑えこんだ。
◆沖縄尚学(沖1) 5-6x 延岡学園(宮2)(延長12回)
沖縄尚学|100|020|020|000 =5
延岡学園|100|001|021|001 =6x
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(沖縄尚学)後間、仲宗根大、豊田―前盛
(延岡学園)須藤、市原―甲斐
・3塁打:長浜(沖縄尚学)赤木(延岡学園)
・2塁打:仲宗根皐(沖縄尚学)広本、尼崎(延岡学園)
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延岡学園が延長12回の死闘の末、沖縄尚学に6x-5で勝利。先制したのは沖縄尚学、1回表に先発の5番・後間のタイムリーで1点を先制。直後の1回裏、延岡学園は2安打と四球で1死満塁とすると相手エラーから1点を返し同点とする。沖縄尚学は5回表、6番・知念のタイムリーなどで2点を追加し、3-1と勝ち越す。6回裏、延岡学園は1番・尼嵜のタイムリーで1点を返し、3-2。8回表、沖縄尚学は2番・長濱の3塁打で2点を追加し、5-2とリードを広げる。8回裏、延岡学園は5番・村上と7番・佐藤のタイムリーで2点を返し、5-4と1点差。さらに9回裏、2番・赤木の3塁打で1点を返し、5-5の同点に追いつき延長戦へ。延長12回裏、延岡学園は1番・尼嵜がレフトへサヨナラタイムリーを放ち、6x-5で勝利。延岡学園は先発の須藤と2番手の市原はヒット11本を浴びながらも粘投、終盤の同点劇とサヨナラへの流れを作った。沖縄尚学の3投手陣は、17安打・13死四球と試合のリズムを作り出せなかった。
◆開新(熊本2) 2-9 大崎(長崎1)(8回コ)
開新|200|000|000|=2
大崎|001|205|010|=9
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(開新)麓、竹浦―村上
(大崎)坂本―調
・3塁打:山口、調(大崎)
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大崎が開新に9-2(8回コールド)で勝利。先制したのは開新、1回表に4番・上野と5番・真鍋の連続安打で2点を先制する。一方の大崎は3回裏、3番・村上のタイムリーで1点を返す。4回裏には、1死満塁から9番・山口のタイムリーで2点をあげ、3-2と逆転に成功。さらに大崎は6回裏、9番・山口の安打で1点、3番・村上の犠牲フライで1点、4番・調の安打で2点、7番・田栗の安打で1点を加え、8-2とリードを広げる。試合は8回裏、4番・調の3塁打で1点を加えて7点差とした。大崎のエース坂本は、8回を投げ被安打5・死四球2と安定した投球を見せた。打っては4番・村上が3打数3安打2打点、5番・調は3打点、9番・山口は3打点と活躍した。
◆唐津商業(佐2) 1-5 神村学園(鹿1)
唐津商業|000|100|000|=1
神村学園|301|001|00x|=5
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(唐津商)原、桑原―片渕
(神村学園)内堀、泰―中島
・2塁打:片渕(唐津商)西村(神村学園)
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神村学園が5-1で唐津商業に勝利。先制したのは神村学園、初回に3番・前薗のタイムリー、4番・甲斐田のスクイズ、8番・西村のタイムリーで3点を先制する。さらに3回裏には、8番・西村のタイムリーで1点を追加し4-0。一方の唐津商業は4回表、8番・百束のタイムリーで1点を返して4-1。しかし6回裏、神村学園は3番・前薗のタイムリーで1点を追加し、5-1と突き放した。投げては神村学園の先発・内堀が9回2死まで投げ、9安打を浴びながら要所を締め1失点に抑えた。唐津商業は神村学園と同じ9安打を放つも、得点は1点にとどまった。