【試合結果】健大高崎(群馬) 9-7 常総学院(茨城) 延長11回 決勝 2020年秋季関東大会

【試合結果】健大高崎(群馬) 9-7 常総学院(茨城) 延長11回 決勝 2020年秋季関東大会

2020年の高校野球・秋季関東大会の決勝は、健大高崎が延長11回表に2本のソロ本塁打を放ち、9-7で勝利し優勝。昨年秋に続く2連覇を達成した。

先制したのは健大高崎。1回表、常総学院のエース秋本の立ち上がりを攻め、3番・櫻井歩夢のタイムリーで1点を挙げると、6番・森川の2塁打で2点を追加。2回表には1番・堀江の犠牲フライで1点を追加。

常総学院は3回からエース秋本から1年生の伊藤に継投。健大高崎は5回表に、4番・小澤の犠牲フライで1点を追加し、5-0とする。

一方の常総学院は、5回裏に8番・岡野の安打で1点、6回裏には内野ゴロの間に1点を返し、5-2と追い上げを見せる。7回裏には、健大高崎の2番手・高松を攻め、失策と8番・岡野のタイムリーで2点、2番・伊藤の安打で1点を挙げて同点。さらに3番・三輪の2塁打で2点をあげ、7-5と逆転に成功する。

粘る健大高崎は9回表、1番・堀江の2塁打で1点差、3番・櫻井の2塁打で7-7の同点に追いつき延長戦へ。延長11回表、健大高崎は1番・堀江と4番・小澤がソロ本塁打を放ち、9-7。この2本が決勝点となった。

健大高崎は一発の力を持つ攻撃陣の活躍が光った。準決勝・専大松戸戦では5本塁打、決勝・常総学院戦でも延長11回に2本塁打を記録し、これで2年生の通算本塁打数を合計206本に伸ばした(今大会通算8本塁打)。

今大会好調の3番・櫻井歩夢は、9回の同点打を含む6打数5安打2打点と活躍を見せた。

一方の常総学院は、5点をリードされる展開も中盤に逆転するなど持ち前の強打を発揮した。この日、エース秋本璃空は被安打12を浴びたものの、秋本と大川慈英の2枚看板は高い制球力を誇り、今大会における躍進の原動力となった。

11月1日(日)決勝
健大高崎(群1) 9-7 常総学院(茨2)(延長11回) 
健大高崎|310|010|002|020=9 
常総学院|000|011|500|000=7
投手:健大高崎=野中→高松、常総学院=秋本→伊藤→秋本