《試合結果》常総学院 5-15 中京大中京 センバツ2021

常総学院 vs 中京大中京 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 常総学院 vs 中京大中京 試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月27日(土) 2回戦  [第8日目]
14:20 中京大中京 15-5 常総学院 [見所]
 中京大中京|012|501|024|=15
 常総学院|000|010|040|=5

中京大中京が15-5で常総学院に勝利し、準々決勝へ進出。序盤・終盤と攻撃の手を緩めることなく、17安打15得点で大勝した。エース畔柳亨丞(2年)は、7回110球を投げて7安打・5四死球・7奪三振、失点1(押出四球)。最速は149キロを記録。1回戦・専大松戸戦を含めた2試合で計241球。残るイニングは松田新叶(2年)と柴田青(2年)が登板した。攻撃面では、2番・杉浦泰文(2年)が4打数4安打、6番・加藤優翔(2年)が5打数4安打4打点と活躍した。

一方の常総学院は、中盤・終盤に3回の満塁チャンスを作るも攻めきれず、好機をいかせなかった。1回戦では、敦賀気比と延長13回のタイブレークで粘り勝つ野球を展開。エース秋本璃空(2年)と大川慈英(2年)はともに持ち味を出した。制球力・球威ともにあり、今後の成長が期待される両右腕だった。



常総学院 vs 中京大中京 センバツ2021

1回戦では、ともに両チームのエースが持ち味を発揮して好投。接戦を勝ち抜いてきた名門校同士が、準々決勝をかけて激突する。試合は5点前後の接戦を予想する。常総学院はエース秋本璃空(2年)と大川慈英(2年)の継投タイミング、中京大中京は前の試合で9回完封した畔柳亨丞(2年)以外の投手陣の出来がポイントとなりそうだ。

常総学院は1回戦で、敦賀気比との延長13回タイブレークを9-5で制した。エース秋本璃空(2年)は7回(112球)を被安打2・3失点と好投。8回からは大川慈英(2年)が計100球を投げ、被安打4・2失点と好投(計100球)し、勝利を呼び込んだ。

中京大中京は1回戦で、専大松戸との投手戦を2-0で制した。エース畔柳亨丞(2年)は、被安打6・死四球2・奪三振12で、完封勝利(131球)。打線は3安打も、7回裏に7番・櫛田理貴(2年)のランニング2ランホームラン(大会第3号)で決着をつけている。



常総学院のチーム成績・特徴

◆常総学院(ベンチ入りメンバー)
上位進出が狙える総合力の高いチーム。秋公式戦は、打率.361(6位)、1試合平均得点7.4点(15位)、防御率1.94(14位)、1試合平均失点2点(11位)を記録。スポーツ6紙は、A=3・B=3。投手陣は、最速145キロの秋本璃空(りく・2年)と、最速146キロの大川慈英(じえい・2年)のダブルエースが軸。また、関東大会では、前橋商業に9-0(7回コ)、木更津総合に9-1、東海大甲府に10-0(6回コ)で大勝するなど、攻撃力も高い。島田監督は元プロ野球選手で、常総学院のエースとして1987年春夏の甲子園に出場し、夏は準優勝。2020年7月から監督を務める。

【回数】5年ぶり10回目(夏の甲子園=16回)
【成績】茨城大会=準優勝、関東大会=準優勝
【勝敗】10戦8勝2敗
【評価】A=3、B=3、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .361 / 6位 (.332)
【防御率】1.94 / 14位 (2.19)
【失点数】20点 / 14位 (22.3点)
 →平均 2点 / 11位 (2.4点)
【得点数】74点 / 12位 (67.4点)
 →平均 7.4点 / 15位 (7.3点)
【本塁打】0本 / 28位 (3.5本)
 →平均 0本 / 28位 (0.4本)
【盗塁数】9個 / 25位 (15.9個)
 →平均 0.9個 / 27位 (2個)
【失策数】8個 / 20位 (7.2個)
 →平均 0.8個 / 15位 (0.8個)
【部員数】51人(0人) (16位)
【生徒数】1797人 (5位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



中京大中京のチーム成績・特徴

◆中京大中京(ベンチ入りメンバー)
最速151キロの畔柳亨丞(くろやなぎ きょうすけ 2年)に熱視線が送られる。秋は公式戦10試合に登板し、49回2/3を投げ、被安打27、6失点、防御率0.72、60奪三振を記録。チームは、県大会の6試合中3試合でコールド勝利し、決勝・東邦戦は7-1で勝利。東海大会は、海星・三重を7-0(7回コールド)で圧倒。決勝・県立岐阜商業戦は、6点差を逆転し9回サヨナラで優勝。新チームは、打率.353(8位)、1試合平均得点数7.5点(14位)、防御率1.99(16位)、1試合平均失点2.3点(16位)と高い総合力を持ち、スポーツ6紙は全てA評価。前チームは高橋宏斗(中日ドラ1位)を擁して公式戦無敗、チームは甲子園歴代最多の春夏通算133勝。今大会も優勝候補の一角に。

【回数】2年連続32回目(夏の甲子園=28回)
【成績】愛知大会=優勝、東海大会=優勝
【勝敗】12戦11勝1敗 (8月の地区予選で星城に1敗)
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .353 / 8位 (.332)
【防御率】1.99 / 16位 (2.19)
【失点数】28点 / 25位 (22.3点)
 →平均 2.3点 / 16位 (2.4点)
【得点数】90点 / 5位 (67.4点)
 →平均 7.5点 / 14位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.3本 / 17位 (0.4本)
【盗塁数】17個 / 13位 (15.9個)
 →平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】15個 / 32位 (7.2個)
 →平均 1.3個 / 30位 (0.8個)
【部員数】66人(5人) (4位)
【生徒数】1396人 (7位)
——————————————
※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手