明治神宮外苑 再開発のポイント整理
老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えるなどの「明治神宮外苑地区の再開発」について、ポイントを整理する。
◆再開発のポイント:東京オリンピック・パラリンピックのあと、神宮第二球場を取り壊して新たなラグビー場が建設、さらに解体された秩父宮ラグビー場の跡地に新しい球場が建設される。草野球で利用されてきた軟式野球場は取り壊す。五輪後にいったん野球場に戻したうえで、2023年に解体して広場にする見通し。
◆新神宮球場について:新神宮球場の着工は2028年、完成が2031年を予定。新球場の利用開始は2032年からとなる見通し。周囲との一体感を重視したボールパーク型となる予定。ホテルや商業施設を併設し、VIP席も整備する。屋根などを付ける全天候型球場も検討していたが、コストがかさむことや景観との調和を重視するため見送られる。
◆新秩父宮ラグビー場について:新秩父宮ラグビー場の着工は2024年、関西が2033年以降となる見通し。「屋根付きの完全密閉型ドーム」となる予定。フランス パリ郊外の「Uアリーナ」というラグビー場をモデルとする。ピッチは天然芝から人工芝に変えて多用途に対応する。
明治神宮外苑 再開発後の完成イメージ
<明治神宮外苑地区の再開発後の完成イメージ>
<明治神宮外苑地区の再開発による解体・移設など>