石見智翠館 野球部 2021年
石見智翠館(島根) 野球部 夏の甲子園2021年
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 山崎琢磨 3年 右左 住道(大阪)
02 上翔曳 2年 右右 美原西(大阪)
03 伊藤陽春 3年 右右 高西(広島)
04 関山和 3年 右左 高槻三(大阪)
05 宮本赳希 3年 右右 東生野(大阪)
06 山崎凌夢 3年 右右 駒ケ林(兵庫) ◎
07 岩村康成 3年 右右 大池(大阪)
08 岡田優駿 3年 右左 三原二(広島)
09 山本寛太 3年 右右 江津(島根)
10 豊岡慶人 3年 左左 美木(広島)
11 山本由吾 2年 左左 石尾(大阪)
12 遠藤翔 3年 右左 新堂(滋賀)
13 今泉秀悟 1年 右左 幸田・南部(愛知)
14 黒木蓮 3年 右左 今津(大阪)
15 柴田晃大 3年 右右 日進東(愛知)
16 苗村龍馬 3年 右右 明富(滋賀)
17 正田将也 3年 左左 穴生(福岡)
18 田中幹紘 1年 右右 大田二(島根)
※野球部員数:127人、◎:主将
[チーム紹介] 夏の甲子園2021年
◆地方大会成績:スポーツ紙評価:A=0、B=2、C=2。打率:.315(37位)、平均得点:6点(41位)、本塁打:3本(17位)、盗塁数:10個(23位)、平均犠打数:2(40位)、平均失点:0.4点(2位)、平均失策数:0.2(4位) ※カッコ内(出場校順位)
◆”決勝(大社戦)でノーヒットノーラン”を達成したのは、身長185センチのエース右腕 山崎琢磨(3年)だ。県高野連によると夏の決勝での”ノーヒットノーラン”は初の快挙。投手陣は5試合で計4人が投げ、失点はわずか2と安定する。山崎琢磨(3年)は、全5試合中4試合に登板し、23回を投げて”失点0”。優勝した昨年秋の県大会後、右肩に炎症が起き、約4カ月間はキャッチボールもできなかったという。この夏に完全復活し、チームを優勝に導いた。
◆チーム打率は.315(37位)と決して高くはないが、安定した投手陣と全5試合で失策1の堅守で守り勝つ。打者では、6番 伊藤陽春(3年)がチームトップの打率.636、本塁打2本、打点8と活躍している。リードオフマンの関山和(3年・なごみ)は、2年前の夏の甲子園で1年生ながらショートで出場し、当時主将だった兄・愛瑠斗さん(同志社大・あると)と兄弟二遊間を守っていたことでも知られる。
[戦歴] 夏の甲子園2021年
◆8/26(木) 智辯和歌山(和歌山) 9-1 石見智翠館(島根) ※準々決勝
智辯和歌山|110|203|200|=9
石見智翠館|000|000|001|=1
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⭐️試合結果⭐️智辯和歌山が9-1で勝利。先発塩路以外のスタメン全員が安打を放つなど、序盤・中盤・終盤に得点を重ねて、計15安打9得点と圧倒。先発の2年生 背番号16の塩路柊季は6回を投げて、被安打2・四死球0・奪三振8で無失点と、圧巻のピッチングを見せた(計80球)。7-8回は背番号11高橋令(3年)が2回を被安打1・死球1・奪三振3(30球)、最終回は背番号17武元(2年)が登板した。攻撃陣は、初回に5番岡西の犠飛で1点、2回には高嶋監督の孫・高嶋奨哉が大会30号となるソロ本塁打で2点目、4回には1番宮坂・2番大仲の連打で3・4点目。6回にはスクイズで5点目、4番徳丸の2塁打で6点目、6番渡部の安打で7点目。7回には、9番から2番大仲までの3連打で8点目、4番徳丸の犠牲フライで9点目。一方の石見智翠館は、エース山崎・山本・豊岡の3投手が登板。攻撃陣は、相手3投手の前に4安打に抑えられるも、9回裏にエース山崎が意地のタイムリーで1点をもぎ取った。19年ぶりのベスト8進出。メンバーの多くは県外出身、甲子園を目指して島根でともに戦った3年生の夏が終わった。
◆8/24(火) 日大山形(山形) 4-5x 石見智翠館(島根) ※3回戦
日大山形・|100|000|300|=4
石見智翠館|000|101|201|=5x
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⭐️試合結果⭐️石見智翠館が5x-4(9回サヨナラ)で勝利。両チーム10安打を放ち、投手&野手が粘りあいを続けたシーソーゲームを制した。試合は9回裏に、背番号13の1年生 今泉秀悟のサヨナラ打で決着。初回に1点を先制される展開も、4回裏にエース山崎の安打で同点、6回裏には2番手としてマウンドに上がった山本の安打で2-1と勝ち越し。その後、7回表に4-2と逆転されるも、直後の7回裏に内野ゴロで1点、エース山崎の内野安打で1点を奪い、4-4の同点。9回表の日大山形の攻撃時には、ライト宮本など外野守備陣の好守で得点を許さず、その裏のサヨナラ劇につなげた。投げては、エース山崎が4回1/3を投げて被安打2・四死球4・失点1と好投(60球)。その後、背番号11の左腕山本由吾が4回2/3を投げて被安打8・四死球6・失点3(93球)と粘りの投球を見せた。一方の日大山形は、エース斎藤が5回1/3を力投。6回裏、1死1・2塁の場面からは滝口に継投。滝口は7回裏に同点を許し、9回裏に先頭打者に四球を出した時点で交代。3番手としてマウンドに上がった背番号11 大類興雅(2年)が最後サヨナラ打を浴びた。開幕戦からのここまでの3試合では、エース斎藤&クローザー滝口の好継投、守備陣の堅守、俊足巧打の1番秋葉・2番新田、勝負強い3番佐藤主将・4番伊藤、この日3打点の6番塩野、恐怖の9番大場と、いずれも持ち味を発揮した。梅津捕手とサヨナラ打を浴びた大類はともに2年生、新チームでの活躍も期待される。
◆8/21(土) 弘前学院聖愛(青森) 3-4 石見智翠館(島根) ※初戦
弘前学院聖愛|200|000|001|=3
石見智翠館・|002|000|02x|=4
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⭐️試合結果⭐️石見智翠館が4-3で勝利。2-2の同点で迎えた8回裏、先頭がヒットで出塁すると4番上翔曳(この日2打点)が送りバント。ここで迎えた5番宮本赳希が勝ち越し2ラン本塁打(通算26本塁打)を放ち、これが決勝点。島根大会では背番号5を背負うも怪我(6月に左手尺骨の骨折)のために出場機会なし、聖地初戦でのスタメン起用に応える活躍を見せた。投げてはエース山崎琢磨が9回完投、被安打10・四球1・奪三振5と好投(125球)。打っては4番上翔曳が3回裏に同点2塁打を放つ活躍を見せた。一方の弘前学院聖愛は、青森大会ではクローザーを主に任されたエース葛西倖生が7回終了まで被安打4。8回裏に2ランを浴びるも9回を1人で投げ抜き、被安打7・四球3・奪三振7と力投した。攻撃陣は、持ち前の攻撃力を生かして初回に2点を先制。2点差を追う9回表には、代打=背番号17佐藤雄心のタイムリーで1点差に迫るも、続く葛西が併殺打に倒れてゲームセット。
[成績] 夏の島根大会2021年 データ
◆スポーツ紙評価:A=0、B=2、C=2
◆打撃/攻撃力データ=========
・打率 :.315(37位) [平均.351]
・得点 :30点(43位) [平均43.9点]
・平均得点 :6点(41位) [平均7.9点]
・本塁打 :3本(17位) [平均3本]
・平均本塁打:0.6本(17位) [平均0.5本]
・盗塁数 :10個(23位) [平均10.9個]
・平均盗塁数:2個(19位) [平均2個]
・犠打数 :10(41位) [平均14.1]
・平均犠打数:2(40位) [平均2.5]
◆投手/守備力==============
・失点 :2点(2位) [平均10点]
・平均失点 :0.4点(2位) [平均1.8点]
・失策数 :1(4位) [平均3.6]
・平均失策数:0.2(4位) [平均0.7]
◆参考データ===============
※試合数:5試合
※部員数:127人(1位) [部員数ランキング]
※[平均]:出場49チーム平均
【甲子園出場選手 個人成績ランキング特集】
◆打者部門=========
・伊藤陽春(3年):打率.636:8位(11打数7安打)
・・・・・(0年):本塁打数 2本:11位(5試合)
◆投手部門=========
・山崎琢磨(3年):奪三振数 28:17位(5試合)
[戦歴] 夏の島根大会2021年
・決勝・・:石見智翠館 08-0 大社
・準決勝・:石見智翠館 09-0 浜田(7)
・準々決勝:石見智翠館 09-1 三刀屋(7)
・3回戦・:石見智翠館 01-0 開星
・2回戦・:石見智翠館0 3-1 松江北