《試合結果》県立岐阜商業 0-1x 市立和歌山(9回サヨナラ) センバツ2021

県立岐阜商業 vs 市立和歌山 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021「県立岐阜商業 vs 市立和歌山」の試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月23日(火) 1回戦 [第4日目]
09:00 県立岐阜商業 0-1x 市立和歌山  [見所]
 県立岐阜商|000|000|000|=0
 市立和歌山|000|000|001|=1x

✍️試合結果コメント
市立和歌山が県立岐阜商業に1x-0(9回サヨナラ)で勝利。9回裏、1死1・2塁から7番・亀井新生(2年)がタイムリーを放ち、勝負を決めた。エースの小園健太(2年)は、被安打4・与四球6・奪三振8を記録。9回を1人で投げ抜き、130球を投じて完封勝利。一方の県立岐阜商業は、左右のエース野崎慎裕(2年)と松野匠馬(2年)が好投。少ないチャンスをいかそうと、鍛冶舎監督は勝負どころで幾度も代打を送るも、あと一本が出ずに敗れた。



試合のみどころ

屈指の好カードだ。名門公立高校同士の試合は、1点を争うロースコアの接戦を予想する。

市立和歌山は、世代No.1右腕の小園健太(2年)を擁する。11試合68回1/3を投げて、防御率は0.79と抜群の安定感を持つ。一方の県立岐阜商業は、左腕・野崎慎裕(2年)と右腕・松野匠馬(2年)のダブルエース体制で、チーム防御率は1.82(11位)を記録する。

今大会は、抽選会が開幕1ヶ月前に実施され、相手チームの研究と対策を行う時間が十分に確保できる。県立岐阜商業は、140キロのマシンの球を15mの距離から打つ練習などに取り組み、全国レベルの好投手への対応に余念がない。

センバツ前の準備、そして、ロースコアの接戦となれば、鍛治舎監督と半田真一監督の采配も勝負をわけるポイントとなりそうだ。

✍️主なポイント(注目選手など)
・市立和歌山の最速152キロ右腕・小園健太(2年)は、合計11試合68回1/3を投げ、奪三振80、与死四球13、失点8、防御率は0.79と、圧倒的な成績を残した。小園と中学時代からバッテリーを組む松川虎生捕手(2年)は、高校通算32本塁打を誇る強打者として、打者としても援護する。

・県立岐阜商業は、左腕・野崎慎裕(2年)と右腕・松野匠馬(2年)の左右両エースに安定感がある。キャプテンの高木翔斗(2年)は、捕手・4番を任されるキーマンで、高校通算17本塁打を誇る強打者。また、小柄ながらパワフルな打撃が魅力の広部嵩典(2年)など好打者が揃う。



県立岐阜商業のチーム成績・特徴

◆県立岐阜商業(ベンチ入りメンバー)
これまで鍛治舎監督が「この代で日本一をとる」と語るなど、投打に力のある選手が揃う。秋の公式戦は、打率.293(30位)、平均得点5.9点(26位)、防御率1.82(11位)、平均失点2.1点(13位)を記録。データ面で目立った数字はないが、この冬、鍛治舎監督が「チームの形ができあがってきて、全国でも十分戦えるチームに成長」と評するなど、聖地での仕上がりが非常に楽しみなチーム。スポーツ6紙はA3、B3つ。投手陣は、東海大会で2試合完封した左腕・野崎慎裕(2年)と右腕・松野匠馬(2年)のダブルエースが軸。旧チームから正捕手の高木翔斗(2年)は、主将・4番を任されるドラフト候補で、高校通算17本塁打を誇る。Mr.フルスイング・広部嵩典(2年)は、小柄の筋肉マンで強烈なスイングから一発を放つ力がある。

【回数】2年連続30回目(夏の甲子園=28回)
【成績】岐阜大会=優勝、東海大会=準優勝
【勝敗】8戦7勝1敗
【評価】A=3、B=3、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .293 / 30位 (.332)
【防御率】1.82 / 11位 (2.19)
【失点数】17点 / 11位 (22.3点)
 →平均 2.1点 / 13位 (2.4点)
【得点数】47点 / 28位 (67.4点)
 →平均 5.9点 / 26位 (7.3点)
【本塁打】1本 / 23位 (3.5本)
 →平均 0.1本 / 23位 (0.4本)
【盗塁数】5個 / 30位 (15.9個)
 →平均 0.6個 / 31位 (2個)
【失策数】6個 / 11位 (7.2個)
 →平均 0.8個 / 15位 (0.8個)
【部員数】50人(0人) (18位)
【生徒数】1115人 (13位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



市立和歌山のチーム成績・特徴

◆市立和歌山(ベンチ入りメンバー)
最速152キロを誇る世代No.1右腕の小園健太(2年)に熱視線。秋公式戦は新人戦を含めると、合計11試合に登板し、68回1/3を投げ、被安打44、奪三振80、与死四球13、失点8、防御率は0.79と、圧倒的な成績を残した。攻撃面では、エース小園と中学時代からバッテリーを組み全国制覇を果たした松川虎生捕手(2年)がカギを握る。身長178cm・体重96キロの体格を持ち、高校通算32本塁打を誇る。また、米田天翼(1年)も最速146キロ右腕として注目を集める。秋のチーム成績は、打率.281(31位)、平均得点4.8点(30位)、平均本塁打数0.7本(4位)、防御率1.9(13位)、平均失点2.2点(15位)を記録。攻撃面はやや低調だったが、高い投手力でロースコアの接戦に持ち込み、勝ち上がる。スポーツ6紙の評価はAが3つ、Bが3つ。バッテリーの帽子に刻まれた「最高のバッテリー 勝利」を合言葉に、高校でも日本一を目指す。

【回数】2年ぶり7回目(夏の甲子園=5回)
【成績】和歌山大会=優勝、近畿大会=4強
【勝敗】6戦5勝1敗
【評価】A=3、B=3、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .281 / 31位 (.332)
【防御率】1.9 / 13位 (2.19)
【失点数】13点 / 7位 (22.3点)
 →平均 2.2点 / 15位 (2.4点)
【得点数】29点 / 32位 (67.4点)
 →平均 4.8点 / 30位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.7本 / 4位 (0.4本)
【盗塁数】5個 / 30位 (15.9個)
 →平均 0.8個 / 28位 (2個)
【失策数】5個 / 8位 (7.2個)
 →平均 0.8個 / 15位 (0.8個)
【部員数】40人(0人) (22位)
【生徒数】757人 (19位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手